ミキ・インターナショナル
アドバースイベントのタイトルでブログを書いたときに思い出しました。
今はなき(?)医学専門の翻訳会社 ミキ・インターナショナル
社内にはノーベル賞受賞者と共同研究された方やネーティブチェッカーなどがおり、当時、駆け出しだった私にとって医学翻訳力を高めるには良い環境でした。社外のフリーランスには見ることができないような資料に触れることができたこともよかったです。今はインターネットでいろいろな資料を見ることができるし、クライアントからも提供されるので、社外でやることのデメリットは小さくなりました。
ネーティブがいたので仕事上の会話を英語でやることも多かったです。
日本人同士でも英語で会話することがあったので、英語を社内公用語にしたさきがけということになりますかね。
「社外でやることのデメリットは小さくなった」と書きましたが、やはり社内で仕事をしないとわからないことはたくさんあります。
社内にいるとクライアントが何を求めているのかわかりますし、翻訳者からの声も聞こえてくる。もちろん、翻訳会社、すなわち業界の動向もわかります。この業界の内部に長くいると、この翻訳者は努力の方向性が違うんじゃないの? とか この翻訳会社の宣伝はちよっと盛りすぎじゃないの? とか見えてくるのです。
最近のコメント