半年が終わり
今年前半の翻訳収入が確定しました。
かろうじて100万円を超えましたが、4月と5月には仕事が枯渇しました。脅威の3万円台と開店休業状態となり、このまま引退しようかと思ったのでした。
勤め人になろうにも、ぐーたら生活になじんだおじさんを雇ってくれるところはないでしょうし、翻訳業界にしがみついて、年金が需給されるまで、入ってくる仕事をこつこつやってしのぐしかないようです。
皆さまの今年前半はいかがでしたでしょうか?
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今年前半の翻訳収入が確定しました。
かろうじて100万円を超えましたが、4月と5月には仕事が枯渇しました。脅威の3万円台と開店休業状態となり、このまま引退しようかと思ったのでした。
勤め人になろうにも、ぐーたら生活になじんだおじさんを雇ってくれるところはないでしょうし、翻訳業界にしがみついて、年金が需給されるまで、入ってくる仕事をこつこつやってしのぐしかないようです。
皆さまの今年前半はいかがでしたでしょうか?
先日から進めてきたFDA議事録のイートモ用の対訳化と編集が終わりました。
約80件の対訳文例を収録し、
トータルで36287件となりました。
次期イートモの5.4で紹介します。
なお、イートモは一度購入すると、その後のアップグレードは無料です。
初回のみのお支払いとなります。
さて、次は何を素材にしようか探しましたが、やはり実際の仕事の現場で翻訳の需要が多い、「照会事項とその回答」を素材としてイートモ用に対訳化と編集することにしました。その対訳文例も翻訳仕事の実戦で役立つこと間違いありません。
明日は英訳の仕事をやって、明後日からの対訳化作業に入ります。
レッツゴー!
今、解析関係の文書の英訳をやっているのですが、
解析関係のライターはどうしてわかりにくい日本語文章を書くのでしょう?
私の長い英訳経験から申しますと、
CMCとnonclinicalのライターが一番上手、わかりやすい!
次に上手なのが臨床の安全性のライター。
解析関係のライターは「ついては」、「おいては」をわかりにくく使います。専門家の間では情報交換できるのでしょうが、知識のない翻訳者も読んでいることを知っておいてもらいたいです(^^; 内容が理解できないので、ほぼ直訳になってしまいます。
英訳はまだいいけど、和訳は大変でしょうね。内容を完璧に理解して和訳している翻訳者は何人いるのでしょう。
remissionとresponseをどのように使い分けるか迷うことがあります。
癌の種類によって使い分けるとか、基準の種類によって違うとかあるようですが、造血器腫瘍に関しては効果判定規準のリストが出ています。一介の翻訳者としてはこれを元に英訳すればいいのかなと思います。
詳しい各種がん診療ガイドラインはこちらをご覧ください。その中の造血器腫瘍に上記リストが載っています。癌専門医の領域です。内容が難しくなりすぎて、とても追いつきません。完全に理解して英訳するなんてのは無理です。お手上げです\(~o~)/ 外部の翻訳者としては、原文通りに英訳する、クライアントから用語の指定があればそれに従う、参考資料が提供されたら可能な範囲でスタイルを合わせるということでいいんじゃないですかね。
あれやこれや探したところ、FDAとの会議議事録の資料が見つかったので、次はこれを素材にしてイートモ用に対訳化したいと思います。
議事録の英訳が依頼されることが結構多いので、英訳の参考対訳文例として役立つこと間違いありません。
議事録が4件あります。他に承認書も2件あります。
では、対訳化に入りたいと思います。
レッツゴー!
医学翻訳の仕事に対する情熱の衰えや体力の低下などを理由に医学翻訳の仕事からリタイヤを表明していましたが、6月に入ってからコンスタントに翻訳仕事をやっているとまだまだやれるのではないか、と思えてきました。
立場上、他の翻訳者の仕事やいろいろな翻訳会社がやった仕事を見る機会が多いのですが、「かな~りレベルの低い翻訳(特に英訳)」が出回っています。この程度のレベルでアクセプトされるのならば、私もまだまだやれるかな~なんて思ってしまいます。
問題は処理量と納期です。適量の仕事を請けて、イートモの作業と並行しながら、やれるところまでやってみましょうか。
これから医薬系の翻訳(特に英訳)をやろうと考えているみなさん、参入の障壁は結構低いです。イートモなどで地道に実力をつけていきましょう。
イートモ用の素材として次は何がいいか。
このところ、プロトコールの倫理とか健康被害補償、さらにはCRFの記入のしかたなど、医薬とは直接関係しない方面の対訳化が多かったような気がします。もちろん、これらの方面も実際の仕事では翻訳しなくてはなりません。でも、私自身ちょっと飽きてきて、正統派の医薬系の英語に接したいという気になってきました。
そこで選んだのが添付文書。
添付文書は製薬会社が練りに練って作成していますので、シンプルでわかりやすい英語です。英訳に利用しやすい文章が多いです。
添付文書の対訳文例はこれまでにたくさん収録されていまが、特に英訳に役立つと思う文章をピックアップして対訳化していきます。
レッツゴー!
先日から行っていたCRF記入ガイドラインをイートモ用に対訳化する作業が終わりました。
約150件の対訳文例を新規にイートモデータベースに収録しました。
現在、トータルで36033件です。次版のイートモ5.4で紹介します。
次は何を素材に対訳化するか、ビールでも飲みながら考えます。
ロゼッタさん、随分株価が高くなりました。
ちょっと期待しすぎという気もしますが・・・。
まあ、良いか悪いかは別にして、
翻訳事業を取り巻く状況は変わっていくのでしょう。
この変化についていけない(ついていこうとしない)
古臭い考えの翻訳者は排除されていく?
医薬系の和訳はできるのに、英訳となると和文原稿を英訳しやすいように解釈できない人がいます。
そういう人は医薬系の英語脳ができておらず、医薬系の英語脳のフィルターを通して和文原稿を解釈していないせいかもしれません。
和文原稿を字面通りに和文英訳したのでは、すべてとはいいませんが、英文として成立しない部分がところどころ出てきます。学校のテストでは合格でも、仕事ではそうはいきません。
イートモからたくさんの表現のしかたを吸収することによって、医薬系の英語の感覚が養われます。医薬系の英語と日本語の違いがわかるようになります。
イートモは和訳と英訳の仕事にももちろん役立ちますが、特に英訳を学習中の方に利用してもらいたいと思います。
たとえば、イートモのトレーニングモードを使って、1日30件を英訳する練習を毎日行えば、約3年でほぼ完了します。地道な作業ですが、これによって医薬系の英語脳はかなり鍛えられると思います。イートモで英訳トレーニングを行いながら、英訳の通信添削などで力試しをすることを推奨します。
約3年という長い期間がかかるわけですし、勉強をしたからと言って必ず実を結ぶわけではないので、始める前には熟慮が必要です。
とかなんとか、偉そうなことを書いていますが、私自身、まだまだわからないことがたくさんあります。医学翻訳ビジネスでなんとかお金がもらえるレベルにあるといったところです。レベルが下がらないようにもがいている状態です。
午前中は自分の英訳の推敲と他の翻訳者の英訳のチェックです。
医薬系の英訳に慣れていない人は英語を書くことにがんばりすぎるようです。本当は日本語原稿を読みこなして、論理の展開の流れをつかみ、そのうえで、個々のセンテンスの中で何がキーポイントになる重要な情報なのか、そしてそれを補足する情報は何なのかを把握することが大事だと思います。つまり、医薬系の英訳は英語の感覚を養って、英語の目で日本語原稿を解釈することと言ってもいいと思います。医学英語の感覚といいますか、勘を養う方法の一つとして、イートモの医学英語シャワーを浴びるのがよろしいかと思います。
昨晩からどういうわけか、麻婆豆腐が食べたい気分です。
近くの中華屋で食べて、午後からイートモの作業に入ります。
ここ数日、みっちり英訳仕事をしています。
まだまだやれそうです。
↓最近のふくちゃん。がんばって臭いをかいでいます。
来月のことになりますが、
日本翻訳連盟のセミナー
「翻訳センター 30年の歩みと成長戦略 ~言葉のコンシェルジュを目指して~」
に出席します。
懇親会にも出ますので、主席される方は声をかけてくださいね。
みなさんご存知、「照会事項の回答」の英訳が依頼されました。
約5万円の翻訳料です。
週1回、この程度のボリュームの仕事が入れば、月に約20万円。
私のような年齢では勤め人になろうとしても、雇ってくれるところはないだうし、このくらいの収入が得られればまあまあです。
こうして生活費を稼ぎながら、イートモの作業を進めていこうと思います。でも、内容と納期がぴったり合う仕事ってなかなかないんですけどね。
いつまでこの仕事が続けられるか、いけるところまではいこうかと思っています。
映画見てきました。
私のホームタウンの仙台。その少し北の地域で江戸時代に実際にあった話のようです。
映画はめったに見ないのですが、実話をもとにしているというので見に行きました。スケートの羽生君が殿役で出ているやつ。
今も昔も金・銭に苦労していたようです。
↓映画のあと、かに道楽でカニ食べて、たらふく酒を飲んできました。
良い時代ですね。
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