翻訳支援ツールと医学翻訳のセミナー
日本翻訳連盟の翻訳支援ツール説明会が渋谷で開催されます。
https://www.jtf.jp/tools/index_t.do?fn=search
私なんか聞いてもちんぷんかんぷんでしょうけど、敬遠しているとますますわからなくなるし、どうしたものか。
それにしてもいろいろな翻訳支援ツールが登場して、何がいいのかさっぱりわかりません。混乱状態です。前にも書いたけど、「過去の翻訳資産」には大量の不良資産が含まれているのに、みなさん、どうしても「過去の翻訳資産」を使いたいようです。
それと、先生のおひとりがイートモを購入してくださったアイエム翻訳サービス(株)の「医薬翻訳セミナー」も開催されます。
東京と大阪で開催されるようです。医薬系の翻訳の大切なところを教えてくれるようです。
すごく長時間のセミナーなので、私のスタミナがもたないんじゃないかと思って、迷っています。
最近は翻訳支援ツールの使い方は勉強しなくてはいけないし、翻訳セミナーも多いし、翻訳仕事をやる時間も遊ぶ時間もくなりますね。医薬系の翻訳講座も多くて、勉強する環境は非常に整っています。私が医学翻訳を始めた30年前にはそのような機会はまったくありませんでした。その分、翻訳仕事をすることに集中できたとも言えます。余計なお世話だけど、お勉強ばかりしていると、翻訳仕事で稼ぐ前に人生が終わっちゃうよ!
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Tradosや翻訳支援ツールは、医療機器では役に立つこともありますけどね(マニュアルとかで、型番以外はほとんど変わらないこともある)。
医薬では?ですが。
情報を手軽に入手できるようになったという点については、いい時代だと思いますが、
逆に情報が氾濫しすぎて、情報に踊らされちゃう状態ですよねw
投稿: ローズ三浦 | 2017年6月13日 (火) 16時17分
今は原文の何倍もの資料がわたされるから、翻訳に時間がかかってしかたがない。
資料を読む時間も翻訳料金にカウントしてもらわないとね。
昔、外資系製薬からの英訳依頼で、その企業の本社が作成した英文資料をかなり英訳に流用したら、日本の翻訳窓口から「英語が悪い」とクレームが来たことがあるよ。
自分が参考資料を提供しておいてバカじゃないの!
クレームつけるお客さんなんてのは、訳文をよくしようなんて思っていない。自分が所属している部署内で自分の力を誇示したいだけなんです。翻訳会社や外注の翻訳者に当たり散らす。実力がないから、いずれ消えていきます。レストランで従業員に文句を言うようなヤツと同じ。
医薬系の翻訳業界のレベルなんてこの程度ですよ。あまり無理する必要はない。
投稿: なりた | 2017年6月13日 (火) 20時34分
難癖つけるっていうのは、どの世界でも非常に醜いですな。資料流用でクレームになるなら、参考にしなかったららしなかったでクレームになるのでしょう。ずいぶん昔の話ですが、レストランの従業員が間違って男子大学生らしい人の頭にソーダか何かをかけてしまいました。するとかけられた人は、「いいすよ。どうせ安物の服ですから」と何もなかったような顔をしていました。私も何かにクレームをつけない主義ですが、これはかっこいいわと思いましたね。その真逆はその真逆です。ところで、マニュアル作成にはTradosが欠かせないそうです。
投稿: 田中修一 | 2017年6月23日 (金) 15時05分