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2017年9月20日 (水)

ケアレスミスに注意しましょう

これまで非常に多くの人のトライアル審査や訳文チェックをやってきました。

その中で相当な医薬や語学の知識があると思われる人に遭遇します。

それに慎重さが加われば万全なんですが、そういう人にかぎってケアレスミスがあるんです。不思議とそうなんです。自信がありすぎて、医学翻訳の仕事を甘く見ているのかもしれません。翻訳会社としては使えない翻訳者です。都合がよければ使うかもしれませんが、主力にはなりません。せいぜい代打要員です。

翻訳者側からすればケアレスミスでも、

お金を払う依頼者側は手抜きと見ます。

プロとアマチュアの差はこの程度なんです。

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コメント

まあ、トライアル審査のように短い文章でケアレスミスはどうかと思いますが、ケアレスミスを完全になくすのは至難の業で、プロとアマの差がそれだとするととんでもない差だと思いますよ。横綱でも失敗するときはしますからね。私の場合は解釈のミスがあります。指摘されると納得いきますので、確かに自分が間違っていました。しかも、自分の性格として、他人にミスをされてもまず怒らないので、かえって困ったものです。医薬や語学の知識があったとしても、経験があればあって当たり前のもので、ミスがない価値に比べれば屁の突っ張りみたいなものではないでしょうか。検査業界でも最も多いのは普通考えられないような単純ミスでした。ミスをなくすにはシステムやソフトが必要かもしれませんね。色々とあるにはあるみたいですが、検討しないといけないかもです・・・

私がこれまで見てきた中では、実力がある人は細部にまで気を配る余裕があるんです。だからケアレスミスが少ない。余裕がない人は訳すことで精いっぱいで、結果としてケアレスミスが多く出てしまう。そんな印象をもっています。

お客さんの中にも翻訳会社や翻訳者に文句を言いたくてうずうずしている人がいます。自分の所属部署内で力を誇示したい人の中に多いです。お客さんにとっても、ケアレスミスにはクレームをつけやすいのです。クレームをつけて優越感にひたるということもあるかもしれません。ケアレスミスは避けられませんが、あまりにもミスが多いと、ブチ切れられますので注意が必要でしょう。

なるほど、よーく理解できました。私も難しい内容の場合は、気付かないうちに訳すことばかりに気を取られてしまいますね。指摘された場合は、なんでこんな間違いしたのかなと思うこともありました。ケアレスミスは何とかなくせても、クレームを付けたい人の存在はなくなりませんので、その対策は不可欠でしょうな。検査業界のお得意様にもたくさんいましたよ。それでは、その手の人がミスしないかといえばそうでもなく、それを指摘しょうものなら、そんなものはこっちのミスだからいいんだと逆ギレされます。(* ̄ー ̄*)

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