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2017年11月26日 (日)

JTF翻訳祭 もうすぐ

JTF翻訳祭

もうすぐですね。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/jtf1-c134.html

イートモは昨年と一昨年と翻訳プラザに出展しました。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/jtf-59bf.html

でも、今年は見送りです。

私は3階と4階でうろうろしていますので、見かけたら声をかけてくださいね。

講演・パネルディスカッションではいろいろ語られるようですが、私が大事だと思ったのが↓です。

https://www.jtf.jp/festival/festival_program.do#koen_024

実際に翻訳事業を始めると、注意しなくてはならないのはお金のことです。お金のことについては私も痛い目にあいました。

私が翻訳専業になって1年目は翻訳収入が300万円程度だったと思います。2年目の税金や健康保険料は、記憶にないほどだから、微々たるものだったのでしょう。2年目は翻訳収入が500万円を超えたのですが、何の対策もしていなかったせいか、3年目に税金と健康保険料がすごく高くなった記憶があります。「こんなに苦労して稼いだのにこんなに引かれるのかっ」と愕然とした記憶があります。もう30年以上前のことなので記憶はあいまいですけど、それに懲りて小規模企業共済や必要経費の計上などを始めたんだと思います。

翻訳事業を持続的にやっていくには、翻訳の質も大切ですが、お金のことに気を回すことが大事です。翻訳の質なんてものは、誠実に仕事をしていれば大丈夫! 余程のことがない限り、切られることはありません。でも、非常識なことをする人が多いのもこの業界の特徴ですけどね(笑)。

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コメント

「非常識なことをする人が多いのもこの業界の特徴です」

特許とかITとか、他の分野のことはわからないけど、

医薬系の翻訳業界では、

翻訳スキルがいくらあっても、

「手抜きをする」

「指示に従わない」

「変なプライドがある」

「連絡がとれなくなる」

「納期を守らない」

「突然辞める」

という人が結構いるんだ。
そして消えていく。

だから、トライアルは通ったけど今は仕事が回ってこなくても、力を蓄えながら、下で待っていれば、自然と上のポストが空くんだよ。

信頼できて、ビジネスマナーがあって、訳抜けがないなど一定レベル以上の翻訳生産能力があれば十分! 完璧じゃなくていいんだ。そういう翻訳者なら、翻訳会社は離さないよ。翻訳会社は製薬会社から仕事を受注するよりも、信頼できる医学翻訳者を確保することに苦労しているんだ。

こういう情報はどこの翻訳スクールも翻訳セミナーも教えてくれないぞ。
ここだけの話だ。内緒だぜ。

このコメントはそのうち削除するかもしれないので、メモしておきなよ。

へー、そうなんだ!ありがとうございます、先生!

私がこうして翻訳で生活できているのも、
私に実力があるからじゃなくて。
上の人が自滅したせいかもしれないですね(笑)

翻訳で生活できていることが実力があることの何よりの証拠ですよ。

もっと具体的に言うと、翻訳の収入が実力のバロメーターになります。

確定申告書を見れば実力がわかる。

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