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2018年1月19日 (金)

best available therapy (BAT)

best available therapy (BAT)。

このようなコンセプトは海外から入ってくるのでしょうから、日本語には対応する用語がない場合が多いです。

昔は、和訳の場合には訳語を適当に作るか、カタカナ表記にするか、best available therapy(BAT)と英文のまま表記したものです。

今はネットで簡単に調べることができます。

http://www.jshem.or.jp/gui-hemali/1_4.html

既存の治療(best available therapy: BAT)

→ 造血器腫瘍診療ガイドラインだけど、これじゃ簡略化しすぎ。下請けの翻訳者が使うわけにはいかない。クライアントから指定があれば別だけど。

https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/novartis-jakabi-obviously-to-be-better

Best Available Therapy(現時点での最善治療:以下BAT)

→ 社内で和訳したものか、外注したものか、いずれにしてもノバルティス社の和訳。他の製薬会社から依頼された和訳仕事に使っていいものか、迷うところ。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/201406/537054.html

best available therapy(現状で利用可能な最良の治療:BAT)

→ メジャーな製薬会社数社の協賛サイトだから、使えるかな。一応キープ。

https://www.cancerit.jp/34034.html

利用可能な最善の治療法(best available therapy)

→ これもメジャーなメーカーがサポーターになっている。これもキープ。

カタカナ表記にすると、「読みにくい」と言われるし、

英文のまま表記すると、「手抜きだ」と言われるし、

なんとか適当に訳語を当てないと。

上記の考察に基づき、イートモでは、 

best available therapy → 利用可能な最善の治療法《現状で利用可能な最良の治療》 

としておきます。状況を見て、変更することありです。

実際の翻訳仕事では、同じジョブを複数の翻訳者で分担することがよくあると思います。訳語統一の意味でも、こういうことで迷って時間をかけないで、翻訳会社のスタッフにまかせたほうがいいかもです。翻訳料金の半分を抜いているんだから、翻訳会社にも働いてもらいましょう。

翻訳者からの問い合わせを嫌がる翻訳会社だったら、たいした翻訳会社じゃないから、距離を置いた方がいい。

それにしても、和訳は大変だね。

翻訳料は安いし、難しいし、作業は面倒くさいし。

1~2年きばって勉強して、英訳仕事に移行したほうがいいかもです。

いずれも断定はしません。

自己責任で。

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