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2018年3月

2018年3月30日 (金)

今度こそ治ったかな

フリーランス医学翻訳者のみなさん、こんにちは。

Medical Translator NARITAです。

めったに風邪などひかないMedical Translator NARITAですが、先日、重症感冒に罹患したわけです。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-0df3.html

高熱もなくなったし、治癒したかな~と思って、雪の中、出かけたのが悪かったのか、

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-7f26.html

なななんと、『帯状疱疹』になってしまったのです。

herpes zoster

恐ろしい響きです。

高熱による体力消耗が半端なかったようです。

症状の発現が速いです。

発疹が出て、もしかしてと思ったら、帯状の丘疹がぶわっと出ました。

実物はグロテスクなので、イメージです。

Herpes

かの有名なアシクロビルが処方されると思っていたら、服用回数が少ない新しいタイプの抗ウイルス薬が利用可能になっているようです。製薬会社R&Dのみなさん、ご苦労さまです。医療は製薬会社が支えていると思いますよ。

今日、再び診察を受けました。急性期は脱したようですが、しばらく服薬が必要なようで、無理しない程度に行動します。

イートモ事業と投資事業で大阪と仙台に行く予定でしたが、今回の感冒と帯状疱疹のセットのため、すべてキャンセルです。

2018年3月22日 (木)

21000越え

イートモの見直しが21000を超えました。

コツコツやっています。コツコツ。

半分を超えると、見直しが終わった対訳についても、別の対訳の見直しに関連して、再び見直すということが多くなります。そのため、見直し件数のカウントの伸びが弱くなります。

コツコツやるしかありません。コツコツ。

さて、次期バージョンのイートモ6.1は今年の7月頃に発売します。

これまでは、

・イートモ

・イートモトレーニング

の二本立てでした。

http://i-honyaku.life.coocan.jp/iitomosite/purchase.htm

イートモ6.1からは両者が合体し、イートモの機能の1つとして翻訳トレーニング機能が装備される形になります。

2018年3月21日 (水)

ウェスティンホテル

東京、大雪になってきました。

そんな中、体力をつけるためにも昼飯に鉄板焼きを食べに行きました。

恵比寿のウェスティンホテル。

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おっさん、まだ少し顔色が良くないw。

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目黒川の桜も少し咲き始めていました。

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これなんだと思います?

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この度の風邪で体重が2kg減りました。げっそり。

Img_0942

単純人間の発想 ・ ・ ・ そういうときは、とりあえず肉じゃw

Img_0950

小玉スイカだそうです。

Img_0952

ニンニクチップを口の中にがっぽり入れて、ちゃちゃっと食べて、雪の中をとっとと帰ってきました。

さて、一服したらまたイートモ作業に取り掛かります。

近くにホテルがあるとええわー。

仕事ですから

フリーランス医学翻訳者のみなさん、こんにちは。

Medical Translator NARITAです。

東京は寒いし、雨降りだし、勤め人は大変だな~。あっ、今日は祝日か。

先日、サンフレアさんの医薬系翻訳者の募集要項のようなサイトを読んでいたら、次のような記述がありました。とても大切なことなので掲載させていただきます。

Sunflare_2

Medical Translator NARITAがこの医学翻訳ブログで書いていることに近いと思います。

結局、ビジネスとして医学翻訳をやるとなると、翻訳テストの結果が何点だとかはあまり関係ないのです。

特に、理系出身だとか、製薬会社で研究開発してきたという人は"3"に注意してください。これらの人たちは自分の翻訳スキルや知識を過信しやすいので注意が必要です。これらの人たちには手抜きも多いような気がします。自信過剰によるエラーや手抜きが厳しく指摘されて、翻訳会社や製薬会社に逆切れすることなどないように。仕事ですから。自分の訳文に少しでも不安があったら、確認する。裏をとる。翻訳仕事は確認の連続なのです。

一定レベル以上の医学翻訳のスキルがあって、1~4に気を付ければ、先発メンバーとして定着できます。和訳だけで生計を立てるのは厳しいけど、医薬系の英訳者として翻訳会社の先発メンバーに定着すれば、年間700~800万円以上の売上げは楽勝だと思いますよ。翻訳会社だって、トラブルを起こさず、信頼できて、売上げを計算できる先発メンバーを確保したいのです。

いい加減、迷いのループから抜け出しましょう。

2018年3月20日 (火)

おかめとじうどん

こんにちは。

Medical Translator NARITAです。

最悪期を脱し、快方に向かっております。

これまでバナナやイチゴ、ヨーグルトなどしか食べられなかったのですが、久しぶりに近所のそば屋に行って、おかめとじうどんを食べました。少し残したけど。フルーツばかり食べていたせいか、味が濃く感じました。

2018032013000000

Medical Translator NARITAは右肘も悪いので、この度、目黒区のお世話になることにしました。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/3-473c.html

目黒区の家事支援サービスを受けることにしました。

寒い中、目黒区の障害福祉課の担当者と介護福祉士の方に自宅まで来ていただき、しばらく現在の体や生活の状態について聞かれました。税金を使うことですので、いろいろと判定とか審査とか厳しいのです。

そういうわけで、肘を含めて、体に負担がかからないようにイートモ作業を進めています。

2018年3月19日 (月)

今日もぼちぼちやっています

みなさん、こんにちは。Medical Translator NARITAです。

近所のコンビニやスーパーにゆっくりと歩いていくようにしているのですが、少し歩いただけで息が上がります。

Iki

高熱の影響もあるのでしょうが、1週間近くも屋内に引きこもっていると体力の消耗は大きいようです。

実は、今日、私が所有する土地の隣地に立っているマンションを売りに出すらしく、土地の測量に立ち会うために仙台に行く予定だったのです。土地の測量に立ち会うなんて、翻訳仕事の100倍くらい楽しみだったのになー。目印が見つからないとか、不動産鑑定士とあーでもないこーでもないとやるのを楽しみにしていたのですが、この体調ではしかたがありません。仙台に行きつくのも無理かもしれません。

Sokuryo

元々、農業系の血筋なので、机に向かう翻訳仕事よりも、外でやる仕事のほうが向いていることは確かです。

そんなことをいまさら言ってもしかたがないので、まずは体力の回復に努めます。

2018年3月18日 (日)

『ビジネス技術実用英語大辞典』

こんにちは、感冒患者のMedical Translator NARITAです。「重症」が外れましたw。

日曜日ですが、健康なフリーランス医学翻訳者はがんばってください。

さて、すっかり忘れていたのですが、あちこちのブログを見ていたら、『ビジネス技術実用英語大辞典』という辞書名を久しぶりに目にしました。

出版されてすぐに購入したから、もう20年ほど前になるのかな?

医薬系の英訳でも医薬品のプレスリリースなどでビジネス系の表現が必要になることがよくあります。

そういうとき、藁をもつかむ思いで、『ビジネス技術実用英語大辞典』に頼ったのですが、実際のところ、目的の用語に到達することは少なかったと思います。でも、『ビジネス技術実用英語大辞典』からヒントをもらって、別の辞書や書籍で調べて訳出につなげたというところだったと思います。また、その調べる過程で目についた用例をじっくり読み込むことによって翻訳力のアップにつながりました。分野は違いますが、参考にするに値する良質の用例なので、空振りを覚悟でよく読んでいたおぼえがあります。私の翻訳テクニックのベースの一部を構成していることは間違いありません。

「現役の翻訳者が翻訳のために作った辞書だから翻訳に役立つ」

『ビジネス技術実用英語大辞典』が登場するまでは、そのような資料はなかったと思います。翻訳会社の内部資料としては作られていましたけど。

このような有用な資料をこんな低価格で提供していただけるのは感謝です。ヘタな翻訳スクールで英語学習のやり直しみたいな授業を受けるよりもはるかに有益です。

実は、イートモ(正確にはその前身の「日英対訳!医学文例検索システム」)をやろうと思ったきっかけがこの『ビジネス技術実用英語大辞典』なのです。医薬系でも、現役の医学翻訳者が制作した医学翻訳の学習と仕事に役立つ対訳集を目指しました。

http://i-honyaku.life.coocan.jp/controller.htm

まぁ、この件については、機会があれば詳しく書きますね。

先日のMTセミナーでもそうだけど、最近は収録数で勝負みたいなところがありますね。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/mt-8346.html

単に収録数が多ければいいというものじゃないです。

実際の翻訳仕事で参考になる用例が高い割合で収録されていることが大切だと思います。

1000万件の対訳が収録されていても、900万件がゴミじゃ、むしろ有害です。

2018年3月17日 (土)

久しぶりの外出

こんにちは、重症感冒患者のMedical Translator NARITAです。

高熱はなくなりましたが、咳と痰がひどく、十分な睡眠がとれないため、体力がなかなか回復しません。

Seki_2

発熱はないので、久しぶりにコンビニまで行ってきました。

ゆっくり歩いても、結構、息が上がります。

まだまだです。

小規模企業共済の積立金の通知が来ていました。

開いて「お~」という額。

久しぶりににんまり顔。

長い間、毎月、満額をかけているので当然ではあります。

これを使い切るまで死ねるか!って少し元気が出ましたw。

凡人にとって、元気が出るのはこのレベルのこと。

2018年3月16日 (金)

高熱と咳・痰

フリーランス医学翻訳者のみなさん、こんにちは

がんばってる?

いやー、まいりました。

高熱と咳・痰。

38度台なんて当たり前。

39度を超えたこともありました。

Medical Translator NARITAは普段から体温が35度台と低いので、インパクトは40度に相当するでしょうか。

頻繁に体温測定をするわけですが、なれてきて、今は体温が何度かだいたい予想できるという域に達しましたw

12日から発熱して、医師の診察を2回受けた以外は自宅に引きこもって寝ていました。でも、仰向けになると痰が喉にたまって苦しいという多重苦であります。

Netsu

何とか高熱が落ち着いてきて、今日からイートモの見直しを少しずつ行っています。

抗生物質が効いたようなので、風邪ウイルスではなく、細菌感染だったようです。

体力の消耗が激しいので、来週から少しずつ体力回復に努めよう。

病気すると本当に健康が大事。風邪などにならない体力をつけよう!って思います。

2018年3月14日 (水)

おかしいと思ったよ

ポジショントークらしいです。

自分たちの仕事と給料を確保したいためといったところかな。

http://transformation-technologies.livedoor.biz/archives/65843365.html

おかしいと思ったんだよね。

どう考えても無理がある。

少なくとも医薬系の翻訳に適用するに無理がある。

1日アクセス数100~150人らしいw

https://mt-auto-minhon-mlt.ucri.jgn-x.jp/

Googleに一気に抜かれて、焦って、自分たちもがんばっていますアピールと言ったところでしょうか。

セミナー会場に電車で行って、帰りも満員電車でかえったら(目黒駅からタクシーにしたけど)、風邪ひいちゃったよ。

えらい目にあっています。

サラリーマンに対する免疫がなくなったのかなw。

冗談言っている場合じゃなくて、熱がもっと上がって、意識もうろうとしてきたので、インフルエンザを疑って、またまた病院を受診してきました。

結果は、幸か不幸か、インフルエンザ陰性。

結局、抗生物質と解熱薬が追加処方されて、自宅療養中。

加齢に伴い体調や体力の衰えを感じます。

Medical Translator NARITAは亥年生まれのせいか、猪突猛進なんです。

これまでは行けるところまで走る、倒れるまでやる、倒れてもやる、のスタイルでした。

若いころはそれでよかったけど、注意しないといけないと痛感しています。

2018年3月10日 (土)

機械翻訳(MT)の話になると、いつも疑問に思うこと

機械翻訳(MT)の話になると、いつも疑問に思うこと。

MTには対訳コーパスが必要だということはわかります。

情報通信研究機構(NICT)も翻訳バンクというものを作って、民間企業や政府機関に対訳の無償提供を求めている様子です。

奈良の大仏に匹敵する国家的プロジェクトなので、協力してほしいとのことですw。

http://h-bank.nict.go.jp/index.html

先日のJTF翻訳セミナーでは、

当面は、翻訳データの品質よりも量を増やすことに力を入れたい。対訳コーパスを高品質に維持することは訳文の品質のためにも大切なので、ある程度の量が確保できたら、翻訳データのセレクションに取り組みたい。

とかなんとか、そんな意味のようなことを言っていた。

http://h-bank.nict.go.jp/about.html

「当面の目標としては1億文の翻訳データの集積を目指しています。」

そんな膨大な量の翻訳データをだれが品質チェックするのだろう?

NMT自体に品質チェックする機能があるの?

情報通信研究機構(NICT)の内部で品質チェックをやるの?

それとも外部の翻訳会社にでも依頼するのだろうか?

外部の翻訳会社に依頼する場合、翻訳データの無償提供と同様、品質チェックも無償で依頼するのだろうか?

別に自動で品質チェックするシステムでも作るのだろうか?

んー、わからない。

ゆきちゃん、わかる?

Pet8

イートモ対訳データの場合ですけど、以下のフローチャートに示すように、現在は④の工程を強化しています。

いつも書いているように、イートモ対訳の見直し作業ということです。

イートモが特に医薬系の英訳でパワーを発揮するようにと考えています。また、まったく白紙ですが、将来的にMTの対訳コーパスに利用される可能性がないわけではありませんので、そのためにも④の工程は大事だろうと。

①から③までの工程、つまり対訳を作成するのは大変な作業ではありません。8割レベルの対訳でいいなら大量に作れます。大変なのは④の工程です。Medical Translator NARITA自身が痛感していますから。

Iitomoflowchart

情報通信研究機構(NICT)が、後々、品質をチェックする予定だよ~なんて言っているけど、大変さをわかっているのかな?

2018年3月 8日 (木)

JTF翻訳セミナー 行ってきた

ニューラル翻訳(NMT)の実体とその周囲の実態に迫る ~NMTとの良い関係の確立を~(通算第199回)

難しいことはわからないけど、

中長期的には、

産業翻訳にはMTが導入され、

翻訳者のメインの仕事はPE(Post Edit)、

という方向に進むという雰囲気でした。

MTから出力されたものをPEするというが翻訳者の仕事ということになるのでしょうか。

手書きからパソコン入力に移行したときのような劇的な変化にはないような気がしますが、どうなんでしょう。

いずれにしても、対訳コーパス(翻訳バンク)の品質に大きく左右されることは間違いないようです。

メディカル分野でも某製薬企業や某政府機関が対訳コーパスに協力する方向にあるようですが、あのガラクタのような翻訳データがMTに組み込まれたら、PEは相当苦労しそうだなw。

Garakuta

やはり、Medical Translator NARITAが以前にも書いたように、対訳コーパスの品質管理がカギになる。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-e596.html

今後の動きを見て、イートモはGoogle側に協力するか、NICT側に協力するか、それともどちらにも協力しないかを決めたいと思います。

MT出力物をPEするという流れになったとき、医学翻訳者の育成・養成はどのようになるんだろう? Medical Translator NARITAはそちらのほうが気になります。

トラドス用にイートモ対訳を変換できるか

トラドスやその他の翻訳支援ツール用にイートモ対訳を変換できますかという問い合わせをよくいただきます。

答えは、

簡単な操作でイートモ対訳を変換することはできませんし、変換することを推奨していません。また、イートモ対訳データをトラドス等の翻訳支援ツールに導入して何らかの不具合が生じた場合、なりた医学翻訳事務所は一切の責任を負いません。

個人向けにはイートモ対訳の生データを販売していません。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-b61d.html

Henkan

2018年3月 4日 (日)

大阪に行ってきたよ

フリーランス医学翻訳者のみなさん こんにちは

投資事業の調査のため、なりた医学翻訳事務所の福利厚生を兼ねて、大阪に行ってきました。

大阪の生活や文化について有益な情報が得られたけど、注射でせっかく良くなっていた右肘をまた痛めてしまった。シマッタ~。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/3-473c.html

動画にも載せたけど、生まれてはじめて食べた串揚げ、美味かった~♪

野菜も美味いのがいいね。

Img_0932

パンの上に乗せるんだね。

Img_0933

酒も美味いし、大満足です。

Img_0931

https://www.anacrowneplaza-osaka.jp/restaurant/shunkashuto/

さすが食い倒れの大阪。

また食べに行こうと思います。

今月は、またまた投資事業の関係で仙台に行きます。

来月は、投資事業とイートモ慈善事業による疲労を癒すために、またまた大阪に行きます。

忙しいけど、楽しいぞ!

翻訳会社に搾取される翻訳仕事なんてちまちまやってられねー

2018年3月 2日 (金)

日本経済新聞 朝刊

AI通訳、技術開放で磨く
総務省、五輪にらみ企業に データ蓄積・精度向上

2018/3/2付

情報元

日本経済新聞 朝刊

 総務省は人工知能(AI)による同時通訳システムを活用した企業の製品開発を後押しする。同省所管の情報通信研究機構(NICT)が持つ同時通訳の基幹技術の民間開放(総合2面きょうのことば)を進め、初期投資を抑えて実用化に乗り出しやすくする。製品化した各企業から蓄積データを集め、グーグルなど米IT(情報技術)大手企業も開発を急ぐAI通訳技術を官民で育てる狙いがある。

 同時通訳システムの普及を促すことで、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて訪日外国人との「言葉の壁」をなくす。

 NICTの翻訳技術は観光に重点を置いているのが特徴だ。17年6月から深層学習(ディープラーニング)を活用して改善し、防災や買い物などの特定分野では9割前後の精度を誇る。グーグル翻訳よりも自然な表現になることも多い。

 すでに実用化したアプリ「ボイストラ」では31言語の文字の翻訳に対応し、英語や中国語など16言語では音声の出入力の両方ができる。同時通訳は、話しているスピーチの文の切れ目などを自動で判断し、1つの文を話し終えてから数単語後には通訳を始める技術を開発済みだ。画像認識を使って表情から適切な文字データに変える技術開発も進めている。

 総務省はこうした技術を使った製品開発を企業に促す。試作する製品端末との間で、通訳する音声データをやり取りする「AIサーバー」を国が用意。同サーバーにはNICTの通訳技術を搭載して企業が自由に使えるようにし、試作段階ではライセンス料も不要にする方針。今後、制度の詳細を詰めて18年度にも実施する。

 今は試作のために企業はサーバー構築やライセンス料などの初期投資に数百万円かかるケースがある。総務省はこれらの費用やライセンス契約の手間がなくなれば、開発のハードルが下がるとみる。

 富士通が医療現場向けのクリップ型の通訳端末を18年度中に実用化をめざすなど、徐々に出始めた製品開発の動きを加速させる。

 NICTの基幹技術を開放することで、製品化のアイデアを持つ様々な企業が事業を展開できるようになる。端末の形を名札型にするかイヤホン型にするかといった製品設計や、対応言語、1度に利用できる人数などで、企業が活用分野や場面などに合わせた様々な製品を開発することを想定する。

 居酒屋などの席に備え付けるタッチパネル式の注文端末に同時通訳の技術を組み込むなど、既存端末と組み合わせる製品開発も普及のカギだ。

 基幹技術を民間に広く開放するのは翻訳の精度向上にもつながるとの判断がある。翻訳の精度を高めるには、深層学習を活用するのに加え、様々な翻訳データを学習することが不可欠。企業から使用した専門用語の翻訳データなどを随時提供してもらい、より幅広い用途に対応するとともに、翻訳できる言語も増やせるようになる。

 深層学習を使った多言語翻訳の開発は、米グーグルや米マイクロソフトなど海外企業も力を入れている。こうした企業では育成・蓄積した技術は外部と共有しないのが一般的だが、データの蓄積で出遅れる日本は官民がオープンな形で開発を進めて追撃を狙う。

 NICTは技術向上の研究や実用化をめぐって、富士通や日立製作所をはじめ日本の約180の企業や研究機関と連携。昨年9月からは実際の翻訳事例を企業などから提供してもらう「翻訳バンク」も始めた。

2018年3月 1日 (木)

"intolerant of"と"intolerant to"

日本語での「てにをは」のようなものなのかな?



日本人英訳者による一次英訳では、そんなことに神経質にならずに、和文原稿の情報を余すことなくプレーンイングリッシュに起こすだけじゃ。パーフェクトを追い求めなくてよいよい。


専門的な部分は翻訳会社を通じて製薬会社の専門家に問い合わせればよいのだ。

翻訳会社は受注料金の半分抜いているんだから、そのくらいの仕事をしろよ。



「てにをは」はネーティブに任せればよいのだ。

内容も理解せずに上っ面の修正でいいんだら、楽な商売だな。



フリーランス医学英訳者がパーフェクトな作品を作る必要はないし、そんなの無理だ。パーフェクトな作品は翻訳会社や製薬会社が協力して出来上がるものだ。製薬会社や翻訳会社からの要求が厳しすぎる場合は、労働をフリーランス医学英訳者に押し付けて、自分たちが楽をしたいからと思って間違いない。だいたい労働に見合うだけの報酬を貰っていないだろ。


ライフサイエンス辞書のコーパスからの事例。

あとでイートモ用に対訳化・編集しておこう。

英語+日本語の完全対訳となって初めて価値が生まれる。

We did a randomised, double-blind, placebo-controlled, multicentre, international trial to assess tolerability and anticancer efficacy of sunitinib, a multitargeted tyrosine kinase inhibitor, in patients with advanced gastrointestinal stromal tumour who were resistant to or intolerant of previous treatment with imatinib.

Patients intolerant of naproxen were switched to a coxib.

This study was designed to provide preliminary evidence for the safety and efficacy of a new anticonvulsant, lamotrigine, in adult patients with bipolar disorder who had been inadequately responsive to or intolerant of prior pharmacotherapy.

After failing posaconazole and being intolerant to amphotericin, he was treated effectively with isavuconazole for over 6 months despite ongoing treatment for relapsed leukemia.

We enrolled patients with ALK-rearranged NSCLC who progressed on or were intolerant to crizotinib.

Patients were eligible if they had metastatic colorectal cancer that progressed, were intolerant to first-line chemotherapy, or had disease recurrence within 1 year of adjuvant therapy for early-stage disease.

3月はぼちぼちまいります

久しぶりのブログ投稿です。

実は右肘が痛くて、あちこちで診察を受けていたのです。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-4f50.html

整形外科を2カ所受診しましたが、状態はかなり悪いようです。

回復は見込めないとのこと。

ステロイドの注射をすれば良くなるかもしれないということで、今日は知人の紹介で3件目の整形外科を受診してきました。総合病院内の整形外科です。

Seikeigeka_2

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/12/1214402A9049.html

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/24/2454402A3033.html

麻酔薬とステロイドの混液が腱鞘内に注射されました。

Chusha_3

ドクターに「かなり痛いですよ」と脅かされたけど、それほどでもなかった。

ちょっと恥ずかしい病気の治療のほうがはるかに痛かったよ(^^;

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-bbd7.html

少し良くなった気がするけど、この注射でも根治には至らないようです。

もう回復することはないので、右肘への負担を最小限にし、悪化しないように、だましだましやっていくしかないそうです。

交通事故で左腕が不自由になってから35年間。

紙の辞書しかなかった頃は重い辞書を右手で持ち上げて右手で開くという作業は当たり前だったし、重い書類や医学書を持ち歩くことも多かった。左シフト押しながら別のキーを打つのも厳しい。

30年間の翻訳仕事で右腕を酷使しすぎた結果なのでしょう。大事な右腕なのでもっと大切にすべきだった。でも、当時は酷使しなければ生活していけなかった。

今から思えば「生活保護」を受ければよかったのかも。若かったから保護されるのは恥という意識があったんだね。

まぁ、今は酷使しなくても生活できるので、右腕の負担が減るような生活環境を整えて、負担にならない形でイートモプロジェクトを進めていこうと考えています。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-448f.html

これよりも少しペースが遅くなるかもしれませんが、ライフワークとして最後までやり抜きます!

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