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2018年7月25日 (水)

『イートモ6.1で実際に検索してみた』

元原稿はウェブ上に公開されている㈱エーザイの逆流性食道炎治療薬の臨床第Ⅲ相試験のSynopsis。

http://www.clinicaltrials.jp/user/display/file/%E7%B7%8F%E6%8B%AC%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%E6%A6%82%E8%A6%81E3810-461.pdf?fileId=213

____________________________________ 

<治療期選択基準>

(1) 治療期開始直前の7 日間(観察期間中)で,2 日以上の「胸やけ」を認めた患者

(2) 治療期開始時に持参した胸やけ日誌が,治療期開始直前の7 日間(観察期間中)とも完全に記入できている患者。観察期間が8 日間以上の場合は,かつ全観察期間中においても記入日が80%以上である患者。

(3) 観察期間中の制酸剤の服薬状況が80%以上である患者

 

除外基準

下記のいずれかの基準に該当する患者は対象から除外した。

(1) 患者自身で胸やけ日誌の記入が適切に行えない患者

(2) 胃もたれ,腹部膨満感を強く訴える患者

(3) 精神神経科,心療内科領域の合併症若しくは既往症(躁うつ病,強迫神経症等)がある患者又は抗うつ剤若しくは抗不安剤(眠剤としての服用は可)を現在服用している患者

(4) Helicobacter pylori(以下,H.pylori)除菌療法を受け,H.pylori 除菌療法終了時から観察期事前検査時までに6ヵ月未満*である患者

*6ヵ月前の同日及び月末の場合6ヵ月前の月末日は登録可

(5) 開放性の胃潰瘍又は十二指腸潰瘍を有する患者

(6) 急性胃炎を有する患者

(7) 胃酸分泌に影響を及ぼす手術(上部消化管切除術又は迷走神経切離術等)の既往がある患者

(8) バレット食道,食道狭窄,幽門狭窄を有する患者

(9) 強皮症の患者

(10) 狭心症の既往又は合併のある患者

(11) 夜間に働いている(シフトワーカーで夜勤をする)患者

(12) 観察期事前検査前3 週間以内にプロトンポンプ阻害剤(PPI)を服用した患者

(13) NSAIDs(外用剤を除く),ステロイド(外用剤を除く),アスピリンを毎日服用する必要

がある患者

(14) 透析療法を受けている患者

(15) 重篤な心疾患(例;心筋梗塞等),血液疾患(例;再生不良性貧血等),腎疾患(例;急性及び慢性腎不全等),肝疾患(例;肝硬変等),悪性腫瘍を合併している患者

(16) 制酸剤又はPPI に対し過敏症の既往のある患者

(17) 妊婦又は妊娠している可能性のある患者,本治験中に妊娠を希望している患者及び授乳中の患者

(18) 他の開発中の薬剤を服用している患者あるいは服用後から観察期事前検査時までに6ヵ月未満*である患者 *6ヵ月前の同日及び月末の場合6 ヵ月前の月末日は登録可

(19) その他,治験責任医師又は治験分担医師(以下,「治験責任医師等」という)が本治験の対象として不適当と判断した患者

 

被験薬・対照薬,用量及び投与方法,ロット番号:

被験薬:E3810,対照薬:プラセボ

用量及び投与方法

観察期

1 3 回,マーレッジ懸濁内服用1 包(1.2 g)を用時約12 mL の水に懸濁して毎食後に経口投与。ただし,下痢等の副作用が発現した場合には,被験者は治験責任医師等の指示に従い,1 回の半量(0.6 g)に減量してもよいこととした。

治療期

(1) E3810 5 mg 群;E3810 5 mg 錠,E3810 10 mg 錠プラセボ錠をそれぞれ1 錠ずつ1 1 回朝食後に経口投与

(2) E3810 10 mg 群;E3810 5 mg 錠プラセボ錠,E3810 10 mg 錠をそれぞれ1 錠ずつ1 1回朝食後に経口投与

(3) プラセボ群;E3810 5 mg 錠プラセボ錠,E3810 10 mg 錠プラセボ錠をそれぞれ1 錠ずつ1 1 回朝食後に経口投与

ロット番号: 〈観察期用制酸剤〉 マーレッジ懸濁内服用:P42008ZZB

〈治療期用治験薬〉 E3810 5 mg P3Z006ZZD

E3810 10 mg P39001ZZC

E3810 5 mg 錠プラセボ錠 P3Z005ZZCP3Z005ZZD

E3810 10 mg 錠プラセボ錠 P2Y007ZZJP2Y007ZZK

 

治療期間:

観察期;1 週間(観察期用制酸剤投与)。ただし,被験者の来院都合を勘案し2 週間まで許容した。

治療期;4 週間(治療期用治験薬投与;二重盲検比較期)

 

評価基準:

有効性; 胸やけに対する効果は,被験者が記入した「胸やけ日誌」から集計した。胸やけの重症度は,軽度,中等度,高度の3 段階で評価した。

<主要評価項目>

・ 最終評価時期における胸やけの完全消失率1

<副次的評価項目>

・ 治療開始後2 週後及び4 週後における胸やけの完全消失率

・ 胸やけの緩解率2

・ 胸やけのない日数の割合

・ 胸やけ(昼間)のない日数の割合

・ 胸やけ(夜間)のない日数の割合

・ 治療開始後初めて胸やけの消失が24 時間持続するまでの日数

・ 治療開始後初めて胸やけの消失が48 時間持続するまでの日数

・ 治療開始後初めて昼間の胸やけが消失する(無しになる)までの日数

・ 治療開始後初めて夜間の胸やけが消失する(無しになる)までの日数

・ 昼間の胸やけの重症度スコア

・ 夜間の胸やけの重症度スコア

・ 治療開始1 日目から7 日目評価時期における胸やけ重症度スコア注3)別の分布

・ 胸やけ以外の自覚症状(おくび,口腔内酸逆流,咽喉頭違和感,早期満腹感,腹部膨満感,悪心,嘔吐)の重症度スコア

・ 効果不良のため中止した症例の割合

1)直前の7 日間とも胸やけが消失していた症例の割合。

2)直前の7 日間(14 区間)のうち,胸やけの発現が1 区間を超えなかった症例の割合。

なお,1 区間は昼間又は夜間と定義し,同じ区間内で胸やけが複数回発現しても1 区間の発現とした。

3)症状の重症度(なし,軽度,中等度,高度)を各々0 点,1 点,2 点,3 点とスコア化し集計した。

安全性・その他; 有害事象,臨床検査(血液学的検査,血液生化学的検査,尿検査),血清ガストリン,CYP2C19 遺伝子型,抗H.pylori IgG 抗体等

 

統計手法:

有意水準は,投与群間の被験者背景の均一性に関する検討には両側15%,用量反応関係の検討には片側2.5%,その他の解析には両側5%とした。また,信頼区間の信頼係数は,両側95%とした。

なお,本治験における主たる解析は,Full Analysis Set(以下,FAS)を対象とした胸やけの完全消失率(治療期最終時)の群間比較とした。

1) 被験者特性

投与群間の均一性に関する検討において,名義尺度データにはχ2 検定を,順序分類データにはKruskal-Wallis 検定を,また,計量データには一元配置分散分析を用い,両側有意水準15%で帰無仮説が棄却されたとき,当該被験者背景において投与群間で均一ではないと判断する手順に従い実施した。

2) 有効性に関する評価項目

<主要評価項目>

• 胸やけの完全消失率(治療期最終時)

胸やけの完全消失率及びその95%信頼区間(F 分布)を算出し,本治験における主たる解析として,プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の優越性検証についてSteel 検定を用いて検討した(対象:FAS)。

<副次的評価項目>以下の解析を参考として実施した。

• 胸やけの完全消失率(治療期最終時)

共変量の影響について,Logistic 回帰モデルを用いて共変量の調整を行い検討した(対象:FAS )。また,欠測値が解析に及ぼす影響を検討するため,欠測値をLast Observation Carried Forward(以下,LOCF)の方法により補完したデータを利用して,主たる解析と同様の解析を実施した(対象:FAS)。更に,臨床推奨用量を選択する際の参考とするため,プラセボ群,E3810 5 mg 群及びE3810 10 mg 群の対比係数として「-101」及び「-211」としたCochran-Armitage 型検定を用い用量反応関係について検討した(対象:FAS)。

• 胸やけの完全消失率(治療期2 週後,治療期4 週後,治療期最終時)

有効性評価の部分集団を用いた解析として,主たる解析と同様の解析をPer Protocol Set(以下,PPS)を対象に行い検討した。

• 胸やけの完全消失率(治療期2 週後,治療期4 週後),胸やけの緩解率(治療期2 週後,治療期4 週後,治療期最終時)

プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較にSteel 検定を用いて検討した(対象:FAS)。

• 胸やけのない日数の割合,胸やけのない昼間の区間数(日数)の割合,胸やけのない夜間の区間数(日数)の割合,昼間の胸やけの重症度スコア,夜間の胸やけの重症度スコア,胸やけ以外の自覚症状の重症度スコア,胸やけ以外の自覚症状の重症度スコア(治療期2 週後,治療期4 週後,治療期最終時)

投与前値からの変化量に関する基本等計量を算出し,投与前値からの変化量について対応のあるt 検定を,プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較にDunnett 検定を用いて検討した(対象:FAS)。

• 昼間の胸やけの重症度,夜間の胸やけの重症度,胸やけ以外の自覚症状の重症度投与前値からの推移に関して,群内比較にWilcoxon 符号付順位検定を,プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較にSteel 検定を用いて検討した(対象:FAS)。

• 胸やけの消失が24 時間持続するまでの日数,胸やけの消失が48 時間持続するまでの日数,昼間の胸やけが消失するまでの日数,夜間の胸やけが消失するまでの日数プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較に,対比「-101」及び「-110」の対比間の多重性を考慮したLog-rank 検定を用いて検討した(対象: FAS)。

 

3) 安全性に関する評価項目

1) 有害事象

有害事象及び副作用において,MedDRA/J の器官別大分類(System Organ Class; 以下, SOC)・基本語(Preferred terms; 以下,PT)ごとの発現率及びその95%信頼区間(F 分布)を算出し,プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較において,発現率にはFisher の直接確率法を,重症度にはWilcoxon 順位和検定を用いて検討した。

2) 臨床検査

血液学的検査及び血液生化学的検査において,測定値及び投与前値からの変化量に関する基本統計量を算出し,投与前値からの変化量について群内比較にWilcoxon 符号付順位検定を,プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較にWilcoxon順位和検定を用いて検討した。また,尿検査において,投与前後の変化をシフトテーブルにまとめ,投与前値からの推移に関して,群内比較にWilcoxon 符号付順位検定を,プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較にWilcoxon 順位和検定を用いて検討した。更に,臨床検査値異常変動発現率及びその95%信頼区間(F 分布)を算出し,プラセボ群に対するE3810 5 mg 群・E3810 10 mg 群の群間比較にFisher の直接確率法を用いて検討した。

 

要約-結論

有効性の結果

本治験の主要評価項目である最終評価時期(治療期最終時)の胸やけの完全消失率は,FASではプラセボ群20.9%(19/91 例),E3810 5 mg 34.4%(32/93 例),E3810 10 mg 43.6%(44/101 例)であり,プラセボ群とE3810 5 mg 群の間に有意差は認められなかった(p=0.074Steel 検定)が,E3810 10 mg 群ではプラセボ群に対する優越性が検証された(p=0.001Steel 検定)。また,PPS の胸やけの完全消失率の結果は,FAS を対象とした解析結果と同様であり,矛盾は認められなかった。

治療期2 週後及び治療期4 週後の胸やけ完全消失率(%)及び胸やけの緩解率(%)においても,E3810 10 mg 群はプラセボ群に対して有意に高く,主要解析の結果と矛盾は認められなかった。

治療期における胸やけのない日数の割合の変化量は,プラセボ群と比較してE3810 5 mg 群及び10 mg 群で有意に増加した。胸やけ(昼間)のない日数の割合の変化量は,プラセボ群と比較してE3810 5 mg 群及び10 mg 群で有意に増加したが,胸やけ(夜間)のない日数の割合の変化量は,プラセボ群に比較してE3810 5 mg 群では有意に増加したが,10 mg 群では有意差は認められなかった。

治療開始後に初めて胸やけの消失が24 時間又は48 時間持続するまでの日数,治療開始後初めて昼間又は夜間の胸やけが消失するまでの日数は,プラセボ群に比較してE3810 5 mg 群及び10 mg 群では有意に短かった。

昼間又は夜間の胸やけの重症度スコアの推移に関して,E3810 5 mg 群及び10 mg 群でプラセボ群に比較して重症度スコアの治療期開始時からの変化量が有意に低下した時点が認められた。治療開始1 日目から7 日目における胸やけの重症度スコアの分布では,昼間,夜間ともに「改善方向へシフト」又は「なし→なし」の症例の割合はE3810 5 mg 群及び10 mg 群でプラセボ群と比較して高く,評価日ごとの重症度スコアの治療期開始時からの変化量が有意に低下した時点が認められた。

胸やけ以外の自覚症状(おくび,口腔内酸逆流,咽喉頭違和感,早期満腹感,腹部膨満感,悪心,嘔吐)のうち,治療期間にプラセボ群に比較して有意なスコアの変化が認められた症状はなかった。

効果不良による治験中止は,プラセボ群1 例,E3810 5 mg 2 例であり,10 mg 群に該当症例はなかった。

安全性の結果

1)観察期用制酸剤の安全性

安全性解析対象(329 例)における観察期(治療期用治験薬服薬開始日前日まで)有害事象発現率は33.4%,副作用発現率は18.5%であった。また,治療期(治療期用治験薬服薬開始日以降)有害事象のうち,観察期用制酸剤との因果関係が否定されない事象(副作用)の発現率は1.2%であった。発現頻度2%以上の有害事象は,下痢(13.7%),腹部膨満(3.6%),おくび(3.3%),鼻咽頭炎(3.0%),咽頭不快感(3.0%),早期満腹(2.4%),胃食道逆流性疾患(2.1%)であった。発現頻度2%以上の副作用は,下痢(12.5%)及び腹部膨満(2.4%)であった。

死亡例及び重篤な有害事象の発現はなかった。重篤以外の重要な有害事象(治験薬投与の中止原因となった有害事象,又は重症度が「高度」と判定された有害事象)は,6 8 件発現し,観察期用制酸剤との因果関係が否定されない事象は口渇(投与中止),腹部膨満(高度),下痢(投与中止)の各1 1 件であった。

観察期における臨床検査値異常変動の発現率は,2.7%(9/329 例)であり,最も発現率が高い検査項目は,ALTGPT)(0.9%)であった。

 

2)治療期用治験薬の安全性

安全性解析対象(286 例)における,治療期(治療期用治験薬服薬開始日以降)有害事象発現率はプラセボ群35.2%,E3810 5 mg 34.4%,E3810 10 mg 36.3%,副作用発現率はプラセボ群11.0%,E3810 5 mg 11.8%,E3810 10 mg 11.8%であり,プラセボ群とE3810 5 mg群及び10 mg 群の有害事象発現率,副作用発現率にはいずれも有意差は認められなかった。発現頻度2%以上の治療期副作用は,プラセボ群で下痢(2.2%)及び血中乳酸脱水素酵素増加(2.2%),E3810 5 mg 群では腹部膨満(2.2%)及び口渇(2.2%),E3810 10 mg 群では,便秘(2.9%)及び腹部膨満(2.0%)であった。また,観察期(治療期用治験薬服薬開始日前日まで)に発現し,治療期においても持続していた有害事象のうち,治療期用治験薬との因果関係が否定されない事象(副作用)の発現率はプラセボ群3.3%,E3810 5 mg 5.4%,E381010 mg 2.0%であり,プラセボ群とE3810 5 mg 群及び10 mg 群との間に有意差は認められなかった。発現頻度2%以上の観察期副作用は,プラセボ群の悪心(2.2%)のみであった。

死亡例はなかった。重篤な有害事象として,治療期用治験薬の投与終了23 日後にE3810 5 mg 群の1 例に中等度の急性胃粘膜病変及び逆流性食道炎(入院)が発現したが,治験薬との因果関係は「関連なし」と判断された。

重篤以外の重要な有害事象(治験薬投与の中止原因となった有害事象,又は重症度が「高度」と判定された有害事象)は,治療期においてはE3810 5 mg 群に1 1 件,E3810 10 mg 群に3 6 件発現した。これらの事象のうち治療期用治験薬との因果関係が否定されない事象は,E3810 10 mg 群の2 3 件(1 例に便秘,1 例に動悸及び倦怠感[いずれも投与中止])であった。

CYP2C19 遺伝子型別の有害事象発現率において,プラセボ群とE3810 5 mg 群及び10 mg群の間に有意差は認められず,その他の被験者背景においても有害事象の発現率に差はみられなかった。

治療期における臨床検査値異常変動の発現率は,プラセボ群5.5%(5/91 例),E3810 5 mg 7.5%(7/93 例),E3810 10 mg 5.0%(5/101 例)であった。各群で異常変動の発現率が2%以上の検査項目はプラセボ群のLD(LDH)2.2%,2/91 例),E3810 5 mg 群の白血球数(WBC)(2.2%,2/92 例)及びγ-GTP2.2%,2/92 例),E3810 10 mg 群の白血球数(WBC)(2.0%, 2/101 例)及び白血球分画・好中球(2.0%,2/101 例)であった。群間比較(Fisher の直接確率計算法)によりプラセボ群とE3810 5 mg 群又は10 mg 群の間で発現率に有意差のみられた検査項目はなかった。

E3810 の長期投与により高ガストリン血症が報告されていることから,治療期用治験薬投与前後の血清ガストリン値を集計した。その結果,E3810 5 mg 群及び10 mg 群でプラセボ群に比較して有意な血清ガストリン値の上昇が認められたが,E3810 群の治療期最終時の測定値(平均値)は基準値上限(200 pg/mL)付近であり,血清ガストリン値の上昇に付随したと考えられる有害事象の発現も認められなかった。

以上より,E3810 の副作用として,腹部膨満,便秘などの胃腸障害の発現を認めたが,死亡例,E3810 との因果関係が否定されない重篤な有害事象は認められなかったことから,非びらん性胃食道逆流症患者に対するE3810 5 mg 又は10 mg 1 1 28 日間経口投与は,忍容性に問題ないと考えられた。

 

結 論

非びらん性GERD 患者の胸やけ症状に対し,1 1 回,28 日間のE3810 10 mg の経口投与によりプラセボに対する有意な改善が認められた。

E3810 の副作用として,腹部膨満,便秘などの胃腸障害の発現を認めたが,死亡例,E3810との因果関係を否定できない重篤な有害事象は認められなかったことから,忍容性に問題はないと考えられた。

以上より,E3810 は非びらん性GERD 患者の胸やけ症状の改善に貢献できる薬剤であると考えられる。

 

報告書作成日:2006 3 17

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