医学翻訳がなかなか上達しないんですけど~
フリーランス医学翻訳者のみなさん、こんにちは。
Medical Translator NARITAです。
今日こそは休養日にします。
さて、医学翻訳のプロを目指して学習中の方から、「医学翻訳がなかなか上達しないんですけど~」のような問い合わせをいただくことがあります。
人それぞれ状況はさまざまですし、具体的にどのようなレベルにあるのかわかりません。私は指導者でもないので、なんとも言いようがありません。ごめんね。
一般論として、医薬系英訳の作業プロセスを知ることが参考になると思います。超単純化したものです。
翻訳作業の大きな部分を和文原稿の解釈が占めます。これまでにも医学翻訳ブログで何度も書いてきました。
プロのレベルに到達しない人は和文原稿の読み込みがまったく足りない。参考書や翻訳スクールから小手先のノウハウを仕入れてもダメ。実際に現場で翻訳依頼される文書を医学翻訳者の視点から解読することです。しかも様々なタイプの文書を深く読み込むことが大切だと思います。その際、解釈にはGoogleなどを利用してくださいね。
第2段階はいずれMTが担当することになるのでしょう。
ということはイートモも必要なくなる
MTが普及すれば、翻訳作業は次のようになるのでしょう。多分。
Pre-editingにもPost-editingにも、文書を翻訳の視点から解釈できるレベルにある医学翻訳者は必要です。そのレベルにある医学翻訳者が今後も活躍するのだと思います。
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