機械翻訳の粗探し
またまた機械翻訳の粗探しコーナー。
医薬系翻訳者を目指して勉強している方々はあまり興味ないかもしれませんが、製薬会社からの「速く翻訳を納品しろ攻撃」と翻訳者からの「納期を伸ばせないか要求」の間に挟まれてきた翻訳会社にとっては、大きなチャンス到来です。
機械翻訳が本当に革命的なものなのか、それとも翻訳作業をちょっぴり軽減するだけのツール程度のものなのか。
フリーランス翻訳者が導入して時間的にペイするものなのか。
しばらく検討してみます。
機械翻訳の粗探しコーナーはもうしばらく続きますので、お付き合いください。
みんなの自動翻訳
その結果,現在進行中の研究のプロトコールの改訂や計画中の試験と同様に,現在進行中の試験のプロトコールを見直すことにより,aspirinに関連する心血管リスクは従来のNSAIDsと同様であり,腰痛,肩関節周囲炎,頚部腕症候群および腱鞘炎/腱鞘炎に対するアスピリンの開発を継続することが確認された。
めちゃくちゃだな(笑)
何がニューラル(N)だ。
PE作業では、
その結果,aspirinに関連する心血管リスクは従来のNSAIDsと同様であることを確認し,現在進行中の研究のプロトコールの改訂や計画中の試験の治験実施計画書を見直すことなど、被験者に対する追加的な安全対策を講じた後、腰痛,肩関節周囲炎,頚部腕症候群および腱鞘炎/腱鞘炎に対するアスピリンの開発を継続した。
この程度までおおまかに修正した上で、さらに細部を確認するという作業が必要になります。
それだけで10分ほどかかっているでしょうか。
細部を確認すればいい状態でPEに訳文を提供してくれないと、MTは使い物にならない。
このセンテンスについては最初から人手翻訳したほうがいいという結論です。
Google翻訳
このMT出力の訳文にもかなりの時間がかかりそう。
引き続き継続されていることが確認された当時の計画の計画や、計画中の研究計画の改訂など、被験者の安全を確保するための措置。
やはり、これだけ長いセンテンスになるとMTでは手に負えないのかな。
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