今後の医薬系翻訳業界
医学翻訳フリーランサーのみなさん、こんにちは。
Medical Translator NARITAです。
業績好調のロゼッタ様ですが、
以前からこのようなことを言っています。
気になるのは④の翻訳会社と提携のところ。
詳しく説明したのが、これ。
これまでは全国の翻訳会社の一覧にあるようにたくさんの翻訳会社があって、医薬系翻訳の場合でしたら、それぞれが細い糸で製薬会社などとつながって、仕事を受注して細々とやってきました。
ロゼッタ様は、「提携翻訳会社を募集します」とかなんとか言って、零細翻訳事業者を自分のコントロール下に置こうとしているんでしょうか? ロゼッタ様はできるだけ多くの製薬会社からの仕事をとりあえず自社のMTで受注して、コントロール下の翻訳会社にHT(人手翻訳)またはMTPEとして割り振ると。
零細翻訳事業者は製薬会社の評価基準ではなくロゼッタ様の評価基準に合格しないと生き残れなくなるかもね。
いずれにしても、ほとんど零細事業者は後継者がいないので、変化の波に乗って事業を続けるか、消えていくかと言ったところでしょうか。
Medical Translator NARITAが何を言いたいかというと、医薬系翻訳業界の状況が大きく変わっていることに気づいてもらいたいということです。
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-32d3.html
翻訳や英語のお勉強をするばかりじゃなくて、今取り引きしている翻訳会社がMTについてどのようなビジョンを持っているかを知ることも大事だと思います。
前にも書きましたが、
医学翻訳フリーランサーとしては、
しばらく様子見て(その間に稼げるだけ稼ぎましょう)、
儲かるようだったら医薬系の機械翻訳の波に乗る、
時間のわりに儲からないようだったら、医薬系翻訳からとっとと撤退して、別の波に乗る、
というスタンスでいいんじゃないですかね。
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/mt-88cf.html
イートモ対訳の見直しで忙しいのに、そんなこんなを考えて時間を浪費してしまった。
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