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2019年1月28日 (月)

「医薬翻訳十箇条」。

翻訳祭イン関西で㈱MCLの平井さんが紹介してくださった「医薬翻訳十箇条」。

大事なことなので、ときどき読めるようにブログに載せておこう。

 

MCL社創業時に翻訳顧問の医師が考案した品質確保のための「医薬翻訳十箇条」。

1.訳文が冗長でないか見直すこと。正しく訳されていれば、必ず訳文は原文より短くなる。長い場合は、訳者の何らかの解釈が入っていることを疑う。

2.翻訳は必ずword for wordで、どの単語も見落とさずに正確に訳すこと。

3.歯切れのよい、明確な日本語で仕上げること。

4.意訳は誤訳であることに留意すること。高度で専門的な医薬翻訳では、各用語に非常に深い意味がある。

5.翻訳された日本語を別の人が再度もとの英語に直した場合、もとの英文に戻るぐらいに意味を正確に訳すこと。

6.訳語選択の際には、それでなくてはならない訳語を選択すること。

7.時制を正確に訳すこと。

8.態(受動態・能動態)は忠実に訳すこと。おかしいと判断される場合は、その態の訳出を最小限にとどめる。

9.関係代名詞の制限用法、非制限用法をはっきり訳し分けること。

10.構文・品詞をしっかり把握すること。

 

ところで、対訳君はダウンロード版に切り替わるとかどうとか。

今は高性能なCATツールがいろいろあるから、厳しいかな。

優れたツールは出たけど、コンテンツはまだまだだ。

 

医薬系専門の翻訳会社3社のセミナーで、アスカコーポレーションの石岡さんが以下のように、「MTを導入しても単価を下げない」という旨のコメントを出しています。

Ishiokasan

つまり、

●MTが導入されても翻訳レートは下げない。

●MT導入後はレベルの高い翻訳者にのみ仕事が集中する。

●レベルの高い翻訳者だけが稼げる。

 

ということだね。

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