完成するまで機械翻訳の話題は続くw
高知の医学翻訳フリーランサーのみなさん、こんにちは。
Medical Translator NARITAです。
日本翻訳連盟の関西セミナー、残席がわずかなようです。
興味ある方はどうぞ。
Medical Translator NARITAは行きませんけど。
ところで、「AI翻訳」って言い方は止めてほしいな。
出来具合いをみると、とても「人工知能」が原文を解釈してしているとは思えないから。
医薬系翻訳の場合でしたら、その機械翻訳パッケージを製薬会社に売っているんでしょう。
製薬会社は社内の翻訳グループに仕上げ(ポストエデット)をさせようとする。
社内の翻訳グループは仕上げ(ポストエデット)なんかやりたくないもんだから、翻訳会社に外注する。
翻訳会社は医学翻訳フリーランサーに安く仕上げ(ポストエデット)をさせようとする。
アスカコーポレーションはレートを下げないと断言していますので、期待しましょう。
でも、元々、翻訳などをしようとする人には英語が好きで、じっくり最初から訳したいという職人のような人が多いから、ポストエデットをやりたがらないんじゃないかな。
作業は急がされるし、もし報酬がカットされるとなれば、PCとネットが導入されたときのように、このタイミングで高齢翻訳者は多数退場になるのかもね。
逆に、機械翻訳のクセを知って、ビジネスライクに作業する人にとっては稼げるチャンスかもです。機械翻訳よりもレベルが高くて、安い報酬で作業する人は少ないでしょうけど。
しかも、ポストエデットは手抜きしようとすればかなり手抜きできるわけですから、人材確保はますます難しい。誠実で、スキルもある人、なかなかいないでしょ。翻訳会社の内部にいればわかるよね。ww
結局、機械翻訳がどれだけ普及しようが、最後は人材確保がカギということじゃね。
なーんだ、基本は今までと何にも変わらないということだ。
« JTF翻訳祭 2019ですと | トップページ | イートモ対訳の差し替え »
コメント