翻訳をしてみる
日本全国のイートモユーザーのみなさん、こんにちは。
Medical Translator NARITAです。
以前は医学翻訳の仕事に使うためにイートモを購入する方がほとんどでした。つまり、既に医学翻訳のプロとして活躍している人が買っていたということです。
さすが医学翻訳のプロだけあってイートモの商品価値をわかっているなと。トップレベルの医薬系翻訳者ほど高く評価してくださる。
販売する側のMedical Translator NARITAも、プロだから医学翻訳の仕事に役立ててくれるだろうと安心して販売していました。
ところが、最近は医学翻訳の勉強のためにイートモを購入する方が増えています。
Medical Translator NARITAとしてはルールを守ってくれればイートモをどのように使ってくれてもかまわないのですが、有効活用してくれるかどうか、一抹の不安があります。
各人のレベルを判定して、医学翻訳という仕事やイートモに何を期待しているかをうかがい、Medical Translator NARITAが個別指導すれば一番良いのでしょうが、その場合にはかなり高額な指導料になるでしょう。実際には、個別指導する時間を確保することができません。
以下は大きなお世話なので、読みたくない人はスルーしてくださいね。
共通して言えることは、何度も医学翻訳ブログで書いていることですが、「医学翻訳を勉強すること」に偏りすぎないことです。
昔からそうなんですが、「参考書や文法書を読むなど医学翻訳を勉強することで終わってしまう人」が非常に多いのです。
「医学翻訳を教えてもらうことで満足してしまう人」や、「医学翻訳の勉強のしかたを教えてもらっても自分からは勉強しない人」というのも多い。
医薬系の翻訳者になりたいのに医薬系の文書を自分で翻訳したことがない人が多いというウソのような状況が昔からありました。金と時間を無駄にした人。今でも多いんじゃないですかね。翻訳スクールの授業とか、なんとか翻訳検定のように一部分だけを訳すなんてのは翻訳のうちに入りません。
プロの壁を乗り越えるのは厳しく、翻訳スクールが用意してくれる勉強ステージのように楽しくありませんが、イートモを正しい方向性で有効活用していただき、プロのステージに来てください。
医学翻訳ブログにイートモ活用のヒントがたくさん載っていますので、それを参考に自分で自分にあった活用方法を見出してください。
フリーランスの翻訳仕事の現場ではだれも助けてくれません。勉強ステージの段階から、なんでも他人に頼るのではなく、自分で切り開いていくしかないのではないかと思います。
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