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2019年6月24日 (月)

パラグラフ単位で機械翻訳の性能テスト

イートモファンのみなさん、こんにちは。

Medical Translator NARITAです。

 

昨日ご紹介したエンタカポンの審査報告のような文書

なかなか良質なので、パラグラフ単位で機械翻訳の性能テストを行ってみました。

 

【原文】

General pharmacology
The applicant has adequately investigated general safety pharmacology. Entacapone seems to be devoid of any marked central effect, at least in single dose experiments, which is in agreement with its low penetration into the CNS. Entacapone did not change body temperature in rats, after single (400 and 800 mg/kg) or repeated administration (200 mg/kg bid for 7 days) in contrast to tolcapone and dinitrophenol suggesting that under in vivo conditions entacapone does not uncouple oxidative phosphorylation. No adverse effects of clinical relevance were observed with respect to the cardiovascular, respiratory, renal or gastrointestinal systems. Following intravenous administration (0.003-3 mg/kg) to anaesthetised normotensive rats, no effect on blood pressure, heart rate or ECG was observed. Even high doses of entacapone (300 mg/kg per os) had no effects on ECG in dogs when measured 1 and 24 hours after last dose in a 51-week chronic toxicity study.

 

◆みらい翻訳様
一般薬理
申請者は一般安全性薬理について十分な調査を行っている。エンタカポンは、少なくとも単回投与実験では、中枢神経系への浸透性が低いことと一致して、顕著な中枢作用を示さないようである。トルカポンおよびジニトロフェノールとは対照的に、エンタカポンはラットに単回(400および800mg/kg)または反復投与(200mg/kg,1日2回,7日間)しても体温を変化させなかったことから、in vivo条件下では、エンタカポンは酸化的リン酸化を解除しないことが示唆される。心血管系、呼吸器系、腎系、消化管系には、臨床的に意義のある有害作用は認められなかった。麻酔した正常血圧ラットへの静脈内投与(0.003-3mg/kg)後、血圧、心拍数、ECGへの影響は観察されなかった。51週間慢性毒性試験で最終投与後1時間および24時間に測定したところ、イヌではエンタカポンの高用量(300mg/kg/os)でもECGに影響を及ぼさなかった。

 

◆Google翻訳様
一般薬理学
申請者は、一般的な安全性薬理学適切に調査しました。 エンタカポンは、少なくとも単回投与実験では、中枢神経系への浸透性が低いことと一致する、いかなる顕著な中心的効果もないようです。 エンタカポンは、トルカポンおよびジニトロフェノールとは対照的に、単回投与(400および800 mg / kg)または反復投与(200 mg / kg、7日間)後、ラットの体温を変化させなかった。これは、エンタカポンは酸化的リン酸化を脱共役しないことを示唆する 。 心血管系、呼吸器系、腎臓系または胃腸系に関して臨床的関連性の有害作用は観察されなかった。 麻酔正常血圧ラットへの静脈内投与(0.003〜3mg / kg)の後、血圧、心拍数またはECGへの影響は観察されなかった。 51週間の慢性毒性試験における最終投与の1および24時間後に測定した場合、高用量のエンタカポン(300 mg / kg /経口)でさえイヌのECGに影響を及ぼさなかった。

 

【結果】

みらい翻訳の性能がかなり高いです。この文書を対訳データとして組み入れたのではないかと思うほど出来が良好です。しかも、200mg/kgのように和文ではスペースを除外するという丁寧さ。低レベルのプロ医学翻訳者よりも優れているのではと思うほどです。低レベルの医学翻訳者が淘汰されるのは近いと感じました。でも、訳出に若干長く時間がかかりました。

一方、Google翻訳については、専門的な用語や表現の記述に機械翻訳らしさがあるし、訳抜けもあります。単位の表示のしかたなども雑です。

今回の性能テストはNICT系のみらい翻訳様の圧勝です。

ロゼッタ様のMTの性能を試してみたいところです。

 

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