機械和訳のポストエディットは厳しい
Medical Translator NARITAです。
みなさん大好きなNEJMの英語論文をみらいトランスレーターに和訳させて、ポストエディットしてみました。
Introduction
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-d92141.html
Methods
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-ac076e.html
Results
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-c6de38.html
Discussionについても試してはみますが、はっきり言って、論文の場合、機械による和訳は手直し(ポストエディット)して納品レベルにまで仕上げられるほど簡単なものではありません。
機械に入っているデータが悪いのか、とにかく出来が悪い。
論文関係のデータを入れ替えれば良くなるのか、もっと鍛えれば改善するのか、わかりませんが、
現在のところ、ほぼ書き直しになります。
機械による和訳を修正する労力は最初から人が翻訳する場合と労力はさほど変わりません。
少なくとも論文を和訳するとき、機械は多少のサポートになる程度です。
この出来の悪い機械による論文和訳に安いポストエデット料金を適用されて、納品レベルに仕上げろと言われたら、エディターはかわいそう。
低レベルのエディターによる修正物がバンクに蓄えられて、バンク内のゴミがますます増える。
機械の出力がますます悪化!
収拾がつかなくなる。
どうする?
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-60d5e7.html
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-db8bb4.html
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-0b66b4.html
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c931.html
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-cbbc-1.html
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-bfa8.html
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/ai-8e81.html
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機械翻訳の英日と日英の品質の相違は、面白いテーマですね。
英語ネイティブの人が日英の結果を見て、どう感じているのでしょうか?
投稿: 岡田 | 2020年3月 5日 (木) 11時45分