機械翻訳をサポートするイートモ
機械翻訳や翻訳支援ツールの開発事業者から提携のお話をたまーにいただくことがあります。
光栄なことではあるのですが、機械翻訳の教師データの一部としてイートモを使った場合には、イートモの良さが十分に発揮できずに、その他多数の対訳コーパスの中にうずもれてしまうではないかと思ってしまいます。
私としてはイートモを機械翻訳に組み込んでもらったほうが楽ですし、機械翻訳利用料も得られて儲けが大きくなるかもしれません。
でも、イートモを利用して医学翻訳の実力者になって、イートモユーザー様には機械翻訳を操る側になってもらいたいので、当面、「医学翻訳のプロと学習者が実力をつけて、実力を維持するための参考資料」というこれまでイートモのスタンスを続けていくことにします。
機械翻訳や翻訳支援ツールの動向は常に意識してイートモを作成していますし、今後もそうするつもりです。特に、イートモは翻訳支援ツール用の翻訳メモリとして活躍できる可能性が高いので、私の気が向いたら真剣に考えてみようと思っています。
イートモのように、1つくらい、医学翻訳業界の動きからちょっと距離を置いた存在があってもいいんじゃね。
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