« 胸部CT検査の結果 | トップページ | 保育園に通うチワワの「ひなちゃん」 »

2021年2月 4日 (木)

テトラミドの薬効薬理に関して

イートモユーザーのみなさんへ

 

先ほど、イートモ実戦応用例で「テトラミド・薬効薬理」をアップしました。

 

日本語原文は以下のとおり。


薬効薬理

ミアンセリン塩酸塩のうつ病・うつ状態に対する作用機序は、脳内におけるノルアドレナリンのturnoverを亢進し、また、シナプス前α-アドレナリン受容体を阻害することにより神経シナプス間隙へのノルアドレナリン放出を促進し、受容体への刺激を増進することによるものと考えられている。

レセルピンに対する作用

マウスでの眼瞼下垂、低体温4)、ネコでの外側膝条体における橋膝条体後頭野(PGO)スパイク発生5)等を指標とした実験で、レセルピンに対する著明な拮抗作用は認められていない。

カテコールアミンのturnover亢進作用

ラットでのカテコールアミン合成阻害剤を用いた実験6)及び放射性同位元素で標識したカテコールアミン前駆物質を用いた実験7)8)で、ノルアドレナリンのturnoverを亢進することが示唆されている。

カテコールアミン放出の促進作用9)

3H-ノルアドレナリンを取込ませたラット大脳皮質切片での電気刺激によるノルアドレナリン放出に対し、促進作用が認められている。また、この促進作用はシナプス前α-アドレナリン受容体阻害によることが示唆されている。

カテコールアミン取込みに対する作用

in vivoでのラットの脳についての取込み実験6)9)並びにin vitroでのウサギ脳切片10)及びラット脳細胞のシナプトソームを用いた実験11)などで、カテコールアミン取込みに対し作用を示さないか、あるいは弱い抑制作用しか示さないことが認められている。

その他の薬理作用

抗セロトニン作用

マウス、ラット、ウサギでの行動観察6)12)13)14)、体温測定14)及び脊髄ラットの後肢伸展反射12)を指標とした実験などで、トリプタミン、5HTP等に対する拮抗作用を示し、抗セロトニン作用を有することが認められている。

抗コリン作用

マウスの行動観察13)でピロカルピン、トレモリン等に対し極めて弱い拮抗作用しか示さない。

また、ウサギでの脳波覚醒反応を指標とした実験15)で、フィゾスチグミンに対し拮抗しないなど抗コリン作用は弱いことが認められている。

 

非臨床の研究開発に関係したことがない者にはとても難解です。

難解だからと言って翻訳仕事を断るわけにもいかない(生活がかかっていますから)。

そんなときには、時間の許す限り調べつくすしかありません。

今回のイートモ実戦応用例ではイートモに既に収録されている対訳に加えて、参考文献を訳出するなどして調査の過程で新たに対訳も作成しました。

以下のとおりです。

ダウンロード - e38386e38388e383a9e3839fe38389e383bbdbe794a8.pdf

※イートモは医学翻訳のプロになるための補助、あるいはプロとして活躍するための補助になるように作られた医学翻訳フリーランスのための参考資料です。英文と和文の対応がわかりやすく、日英間で相互利用できるように、意図的に主観を除いて可能な限り直訳的に作成しています。参照の際にはご注意ください。

次期イートモ(イートモ6.6)から検索できます。

ご自身で翻訳トレーニングするなどして自分のものにしてください。

 

医学翻訳フリーランスはこんなにやらなくてはならないのかと思われるかもしれませんが、安定稼働に達するまでは、最低でもこの程度は調査することをおすすめします。

 

« 胸部CT検査の結果 | トップページ | 保育園に通うチワワの「ひなちゃん」 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 胸部CT検査の結果 | トップページ | 保育園に通うチワワの「ひなちゃん」 »

フォト

イートモ

  • 収録対訳件数
    10月19日現在:56,215件(イートモ7.1から3558件の増量) 医学翻訳の友 イートモ・トップ|なりた医学翻訳事務所

相互リンク

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想