昨日の夜から、ようやく胃癌薬の治験実施計画書をイートモ用に対訳化・編集する作業に着手しました。
今日は病院だったのであまりできませんでしたが、なんとか90件の対訳を作成しました。

土日は柿の木坂オフィスでみっちり作業しようと思います。
現役のとき、和訳はほとんどやったことがないけど、約1日で約7000英単語を処理したことになるから、今の和訳レートは10円/文字として、約70000円/日か(和訳レートはわからないので、テキトーです)。
月20日間働いたとして、140万円/月。
年に1680万円。
悪くないね。
イートモやめて、翻訳を再開しようか?w
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和訳レートが倍の20円/文字になれば、年間3000万円越え!
なーんて書くと、副業でいいから医学翻訳をやろうと思う方がいるでしょう。
でも、計算上の話ですからね。
実際は毎日こんなに処理するのは至難の業です。
翻訳はかなりのハードワークです。頑強な体力と持久力が必須です。中高年になったら必ず衰えます。
誠実さもとても大事です。処理量を稼ごうと手抜きする人がいますが、手抜きは簡単に見つかります。そうなったら信用失墜で終わり。でも、翻訳会社にもずるいのがいて、そんな手抜き翻訳者をうまく使うやつもいるんですよ。
治験実施計画書などの大量文書の翻訳においては、作業が進むにつれて処理が加速度的に上がりますが、学習ステージだけではなくプロになってからも相当な実戦的なトレーニングを積まないと、超高速で訳出するのは困難です。
第一、治験実施計画書のようなメインの仕事が依頼される翻訳者は中心的な戦力に限られます。トライアルに受かってこのような仕事が任されることはまずありません。誰もやりたがらない残り物がまわってくればいい方です。
よって、医学翻訳フリーランスは超多忙な翻訳者と閑古鳥が鳴いている翻訳者に二極化するわけです。
何も積みあがっていないゼロの状態から稼げる医学翻訳フリーランスになるのは簡単じゃないです。
投稿: ナリタミキオ | 2021年2月19日 (金) 21時10分