みんなの自動翻訳でイートモ利用
みんなの自動翻訳にイートモを対訳ファイルとして登録し、試行してみました。
原文:Occurrence of adverse events, if discontinuation of study treatment is desired or considered necessary by the investigator and/or subject.
「イートモデータ移行」が登録したイートモデータです。
89.4%でイートモデータが一致しています。
この程度の一致だと、赤線部分である「被験者本人又は治験責任医師」を修正するだけでOK。
でも、おそらく、80%以下は利用価値なしでしょう。
医学翻訳学習ステージの方やプロになってまだ安定稼働していない方は、機械翻訳を利用することよりも、頑強な医学翻訳の実力をつけるほうが大事です。
頑強な医学翻訳の実力がなければ、機械翻訳や翻訳支援ツールも利用できないから。
いずれにしても、画面操作がわかりにくい。
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成田さん、またまたお久しぶりです。昨年はだいぶ体調を崩されていらっしゃったのですね。そうとは知りながら何のメッセージもお伝えせず大変失礼しました。最近はお元気そうでなによりです。
今回は機械翻訳の話題に関して近況を報告いたします。
昨年はコロナの影響で、持続化給付金を受給するほど減収となってしまいました。そんなこともあってか、あれほど毛嫌いしていたツール使用案件受注のため、HC様でオンラインでのMemsourceの研修を受け、昨年後半からツール使用案件を受注開始しました。
現在までツール使用案件の受注は続いており、収入も上昇傾向にあります(ただし、一致率によって減額されるので、ツール非使用時の7~8割減になりますが)。
でも開始したら止まらないですよ、Memsource使用案件は。機械翻訳なので何よりも入力の手間が省けます。もちろん原文をよく読んで修正の割合は多いですが。
まだまだ物足りなさはありますが、やはりテクノロジーの進歩には勝てません。医薬文書は文学的表現、宣伝的表現などが不要なので、数値などのあってはならない誤訳などは機械翻訳に任せながらも、やはり意味不明(論理的でない)の日本語原文の真意を理解し、ある程度単語を補ったりしながら、正確な情報伝達を心がけています。
投稿: 桑名康彦 | 2021年3月14日 (日) 23時52分
桑名さん、お久しぶりです。
お見舞い、ありがとうございます。
去年は2度死にかけました。若いころにも事故で死にかけたので、合計3度死にかけたことになります。
不運なんだか、運がいいんだかわかりません。
機械翻訳と翻訳支援ツールは便利ですね。
私は本格的に導入する前に現役を退きましたが、現役時に導入していれば2倍くらい処理量が増えたのではないかと思います。
特に私のように右手だけで入力する者にとっては、労力が大幅減になります。
投稿: ナリタミキオ | 2021年3月15日 (月) 15時14分