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祝日も医学翻訳の仕事や学習、ごくろうさまです。
京都行きがなくなったおっさんは、一日中、柿の木坂オフィッスに引きこもって、イートモ作業でした。
いろいろな対訳を作成しましたけど、その一部を紹介します。
検査所見・病理所見の表現の対訳。
100件超、作成しました。
この件に関しては、イートモにはすでに多くの対訳を収録していますが、ますます充実させていきます。
専門に扱った資料は、無料・有料に関係なく、ありませんからね。
特に英訳を行うときにはイートモを利用しないで対処するのは難しいと思うけど、みなさん、どうやっているのでしょう?
おそらくご自分で用語集や表現集を作っているのでしょう。
有用なデータならば、イートモのように販売してはどうですか?
adolescentとかsedationとか、日本語にしにくい英語。
adolescent→「思春期児」
sedation→「セデーション」
これですんなりいくケースが多いようです。
イートモも基本的にこれらに統一します。
状況が変われば、それなりに修正します。
エントレクチニブの概要をざっと調査しています。
チロシンキナーゼ阻害薬の作用機序は非常に難しいのですが、中外製薬のサイトに比較的わかりやすく解説されています。
この程度は理解したいのですが、いつまでたっても十分な理解には至りません。
専門家じゃないからいいよね。
エントレクチニブの調査の過程で下記の論文(NEJM)に遭遇しました。
Efficacy of Larotrectinib in TRK Fusion–Positive Cancers in Adults and Children List of authors. Abstract BACKGROUND Fusions involving one of three tropomyosin receptor kinases (TRK) occur in diverse cancers in children and adults. We evaluated the efficacy and safety of larotrectinib, a highly selective TRK inhibitor, in adults and children who had tumors with these fusions. METHODS We enrolled patients with consecutively and prospectively identified TRK fusion–positive cancers, detected by molecular profiling as routinely performed at each site, into one of three protocols: a phase 1 study involving adults, a phase 1–2 study involving children, or a phase 2 study involving adolescents and adults. The primary end point for the combined analysis was the overall response rate according to independent review. Secondary end points included duration of response, progression-free survival, and safety. RESULTS A total of 55 patients, ranging in age from 4 months to 76 years, were enrolled and treated. Patients had 17 unique TRK fusion–positive tumor types. The overall response rate was 75% (95% confidence interval [CI], 61 to 85) according to independent review and 80% (95% CI, 67 to 90) according to investigator assessment. At 1 year, 71% of the responses were ongoing and 55% of the patients remained progression-free. The median duration of response and progression-free survival had not been reached. At a median follow-up of 9.4 months, 86% of the patients with a response (38 of 44 patients) were continuing treatment or had undergone surgery that was intended to be curative. Adverse events were predominantly of grade 1, and no adverse event of grade 3 or 4 that was considered by the investigators to be related to larotrectinib occurred in more than 5% of patients. No patient discontinued larotrectinib owing to drug-related adverse events. CONCLUSIONS Larotrectinib had marked and durable antitumor activity in patients with TRK fusion–positive cancer, regardless of the age of the patient or of the tumor type. |
臨床系はまだわかりやすい。
和訳が公表されていますが、それとは別に、英語と日本語がなるべく対応するようにイートモ対訳を作成しました。
英文も若干変更しています。
Fusions involving one of three tropomyosin receptor kinase (TRK) occur in diverse cancers in children and adults.
小児及び成人の様々な癌では、3種類のトロポミオシン受容体キナーゼ(TRK)のいずれか1つの遺伝子融合が起こっている。
We evaluated the efficacy and safety of larotrectinib, a highly selective tropomyosin receptor kinase (TRK) inhibitor, in adults and children who had tumors with these fusions.
我々は、こうした遺伝子融合のある腫瘍がある成人及び小児を対象に、トロポミオシン受容体キナーゼ(TRK)に対する選択性の高い阻害薬であるラロトレクチニブの有効性及び安全性を評価した。
We enrolled patients with consecutively and prospectively identified TRK fusion–positive cancers, detected by molecular profiling as routinely performed at each study site, into one of three protocols: a phase 1 study involving adults, a phase 1–2 study involving children, or a phase 2 study involving adolescents and adults.
各治験実施施設で日常的に実施される分子プロファイリングによりTRK融合遺伝子陽性癌が連続的かつプロスペクティブに特定された患者を、成人を対象とした第1相試験、小児を対象とした第1-2相試験、思春期児及び成人を対象とした第2相試験の3試験のいずれかに組み入れた。
The primary endpoint for the combined analysis was the overall response rate according to independent review.
統合解析における主要評価項目は独立評価による全奏効率とした。
Secondary endpoints included duration of response, progression-free survival, and safety.
副次評価項目は奏効期間、無増悪生存期間、安全性とした。
A total of 55 patients, ranging in age from 4 months to 76 years, were enrolled and treated.
生後4ヵ月~76歳の患者計55例を組み入れ、投与した。
Patients had 17 unique TRK fusion–positive tumor types.
患者には17種類のTRK融合遺伝子陽性腫瘍が認められた。
The overall response rate was 75% (95% confidence interval [CI], 61 to 85) according to independent review and 80% (95% CI, 67 to 90) according to investigator assessment.
全奏効率は、独立評価によると75%(95%信頼区間[CI]61~85)、治験責任医師評価によると80%(95% CI 67~90)であった。
At 1 year, 71% of the responses were ongoing and 55% of the patients remained progression-free.
1年後、奏効例の71%では効果が持続しており、患者の55%では依然として無増悪であった。
The median duration of response and progression-free survival had not been reached.
奏効期間及び無増悪生存期間の中央値には到達していなかった。
At a median follow-up of 9.4 months, 86% of the patients with a response (38 of 44 patients) were continuing treatment or had undergone surgery that was intended to be curative.
追跡調査期間中央値である9.4ヵ月後の時点で効果がみられた患者の86%(44例のうち38例)は投与を継続中であるか、根治目的の手術を受けていた。
Adverse events were predominantly of grade 1, and no adverse event of grade 3 or 4 that was considered by the investigators to be related to larotrectinib occurred in more than 5% of patients.
有害事象は主にグレード1で、治験責任医師によりラロトレクチニブとの関連性ありと《因果関係が否定できないと》判定されたグレード3又は4の有害事象が認められた患者は5%未満であった。
No patient discontinued larotrectinib owing to drug-related adverse events.
薬剤との関連性がある《因果関係が否定できない》有害事象のためにラロトレクチニブが投与中止された患者はいなかった。
Larotrectinib had marked and durable antitumor activity in patients with tropomyosin receptor kinase (TRK) fusion–positive cancer, regardless of the age of the patient or of the tumor type.
トロポミオシン受容体キナーゼ(TRK)融合遺伝子陽性癌患者において、ラロトレクチニブは、患者の年齢又は腫瘍の種類に関係なく、著明かつ持続的な抗腫瘍効果を示した。
中外製薬から公表されているエヌレクトチニブという抗悪性腫瘍薬の添付文書をイートモ実戦応用例の題材にしようと思います。
商品名はロズリートレク(Rozlytrek)。
その前に、添付文書の記載の根拠とされたいくつかの参考英語文献が紹介されているので、有用な表現を対訳化しておきます。
PubMedでabstractを調べましたので、和訳のトレーニングをしたい方はどうぞ。
ダウンロード - e383ade382bae383aae383bce38388e383ace382afe383bbe58f82e88083e69687e78cae.doc
今週も通院が始まりました。
血圧SBPが170を超えました。
私の場合は血圧を足首で測定するので、腕で測定するよりも30ほど高く出る。
それでも140だから、ちょっと高いね。
東京は天気はいいけど、気温が低かったせいかな。
特にあの病院内は寒いような気がするけど、看護師さんたちは半そでで全然寒くないらしいです。
先ほど自宅で計ったら、142-87。
血圧の基準値が変わったようです。
上が120未満かつ下が80未満でないと正常ではない。
120以上は「高値」。
ずいぶん厳しくなったね。
立ったり座ったり、歩行に支障がなければ、血圧は低いほど良いということか。
The lower, the better.
参考文献が1700件も!
本文をじっくり読みながら、参考文献をPubMedで調べて和訳すれば、そのへんの翻訳スクールで勉強するよりもはるかに勉強になるよ。本当、マジで。
柿の木坂オフーッスでヒーター焚きながら、イートモ作業をしています。
最近は医学翻訳の学習ステージの方からイートモの注文がくるケースが増えています。
このブログで何度も記載していますが、イートモを使いこなすには一定レベル以上の技量が必要です。
自分から行動しないと、イートモは何も反応してくれません(受講すれば何らかの話をしてくれる翻訳スクールのほうがまだまし)。そもそも、自主的に行動できない人は、医学翻訳フリーランスとして稼働できません。受け身はダメ。
一定レベル≒翻訳会社のトライアル合格レベル、と判断しています。
そのように判断したのは、トライアル合格レベル未満ですと、イートモの情報量が多すぎて、イートモをどのように利用したらいいかわからないのではないかと思われるからです。しかも、なぜこれだけ多くの情報が必要なのか理解できないと思われます。つまり、イートモを購入しても利用しないままになる可能性が高いでしょう(無駄になる)。
一方、トライアル合格レベルに達している人は、医学翻訳で稼ぐことが現実に近づいているので、イートモのコンテンツとその量の必要性を理解できるはずです。
以下の参考資料を詳しく読んで、注文の前に、ご自身にイートモを利用できるだけの技量があるかを確認してください
要は、医学翻訳の技量!
また、
●1週間の試用期間中に購入代金を支払わない方
●メールによる連絡がとりにくい方
は注文をお控えください。
要は、ビジネスマナー!
注文の前に、
をよくお読みになり、PDFファイルの開き方を含め、基本的なパソコンスキルがある方のみご注文ください。
要は、パソコンスキル!
3大要件の1つでも欠けている方はイートモを注文しないでください。
携帯電話の電波が医療機器に及ぼす影響に関する文書をイートモ化していたけど、難しいというか、つまらないというか、興味がわかないので、途中でイートモ化するのをあきらめました。
イートモには医療機器関連の対訳も多少は収録されていますが、メインは医薬品関連です。
イートモに医療機器関連の対訳を期待しないでください。
医薬品関連だけで十分に生活していけるだけの翻訳仕事があるのに、わざわざ対象範囲の広い医療機器の翻訳仕事をする必要はないよ。やりたい人は好きにどうぞ。
2~3品目の大型医薬品の専門翻訳者になるだけで生活できるんじゃね?
2020年4月22日のブログ記事がありました。
去年の同時点ではそんな呑気なことを書いていたのね。w
実際は、大変な病気が隠れていて、その1か月後はほぼ死んでいました。
おかしいと思っていたけど、いくつかの病院を受診していたから、大丈夫だろうと。
稀な難病だから、見つけられなくてもしかたがないな。
生き延びたからラッキーと思うことにしよう。
賃貸しているアパートの一部屋。
空室でしたが、無事に入居となったようです。
これで再び満室経営♬
フルリフォームしたので、1年間は儲けなしです。
経費の面からは、年に2~3部屋程度のリフォームがあってもOKです。
減価償却費がなくなり、借入金もないので、必要経費を増やさないと、税金どっととられるからね。
でも、経費を使うといっても、限度があるし。
アパートの屋根に「金のしゃちほこ」を据え付けたら、それ経費になるのだろうか?
去年は病気で長期入院して、意識もうろうとしていたにもかかわらず、収入が増えて、税金どっととられた。
いくつか積み立てていたものを解約して現金化したら、それにバーンと課税されたのです。
老後のためとか、節税のために積み立てていたのに、あほらし。
もう一棟、借金で購入して、税金対策するというのが理想なのでしょうけど、なにしろ、基礎疾患があるので、無理はできません。
ま、そんなこんな税金対策して財産増やしても、死んだら税金どっととられて終わり。
はい、それまでよ。
近所の緑道。
初夏のよう。
以前から眼科でドライアイの診断を受けています。
ドライアイは翻訳者の職業病とも言えますね。
最近はドライアイ+近眼+老眼+眼精疲労でパソコン作業が厳しくなっています。
60歳過ぎて翻訳だけで年間売り上げ1000万円というのは難しいんじゃね?
翻訳能力はあっても、訳文生産に必要な目・肩・腰がついていかない。
医学翻訳なんてのはほぼ肉体労働なのです。
思い返せば、眼を酷使してきました。
最初は交通事故で左腕を悪くして、製薬会社の内勤に異動したとき。
医学雑誌の編集なので、一日中、活字を追っていました。
こんなに文字を凝視したことはそれまでなかったです。
もともと文字・文章は苦手だったので、きつかった~。
次が医学翻訳を始めたころ。
ワープロ等が普及し始めたころです。
翻訳ならば手書きでいいだろうと思ったのですが、ワープロ等が必要不可欠になりました。
若かったから、なんとか乗り越えましたけど。
そのころは、翻訳能力が追い付かないため長時間作業になって、結果的に身体的な負担が大きなっていたと思います。
その後も眼を酷使してきましたが、最近は老眼が加わってパソコン作業が厳しくなったようです。
特に去年の長期入院期間中、薄暗い個室でノートパソコンを使ったのが良くなかった。
目・肩・腰にアリナミンでも飲もうか。
日曜日も医学翻訳の仕事や学習、ご苦労さまです。
新規対訳526件を作成し、イートモファイルに収録しました。
CMCおよび非臨床から臨床に至るまで多岐にわたります。
現在のイートモ6.6から1000件超の増量になります。
次期イートモ(イートモ6.7)から紹介します。
目が疲れたので、少し休ませます。
富士通ディスプレーを23.8インチから27インチに変更しました。
以前のパソコン画面はもう少し縦長だったのに、最近のは横長になってテレビのようになっている気がします。
Wordファイルを主に使う翻訳者にはあまりよろしくない。
でも、CATツールを使うには横長のほうがいいのかな?
23.8インチでは上下が狭かった。
27インチにしたら、3センチほど上下が広くなりました。
いやはや大変でした。
上下はちょうどいいんだけど、左右がちょっと長すぎる。
右端が余ってしまいます。
ま、余裕があると思えばいいのでしょう。
空けたままにしよう。
身体障害の翻訳者にぴったりのパソコン画面とキーボードはなかなかなかったなー。
医学翻訳フリーランスになるに当たり、サラリーマンの退職金で買った35万円のキャノワードが良かった。
キャノワードはキャノンが出していたワードプロセッサーです。
もう風呂入って寝るか。
maximum clinical doseに対応する訳語をどうするか?
PMDAサイトより
最大臨床用量 139件
最高臨床用量 65件
臨床最大用量 93件
臨床最高用量 74件
イートモを利用する場合も、1つの検索語でヒットしなければ、別の候補で試してください。
イートモを使いこなすのにも一定レベル以上の技量が必要です。
初心者には扱えません。
一定レベル≒翻訳会社のトライアル合格レベル。
そのように判断したのは、トライアル合格レベル未満ですと、イートモの情報量が多すぎて、イートモをどのように利用したらいいかわからないのではないかと思われるからです。しかも、なぜこれだけ多くの情報が必要なのか理解できないと思われます。つまり、イートモを購入しても利用しないままになる可能性が高いと思われます(無駄になる)。
もちろん一般論です。例外の方もいるでしょう。
一方、トライアル合格レベルに達している人は、医学翻訳で稼ぐことが現実に近づいているので、イートモのコンテンツとその量の必要性を理解できるはずです。
毎月の検査(月一検査)の日でした。
心電図検査、血液検査、尿検査、胸部X線検査。
検査結果から自分なりに推測するに、塩分とタンパク質の摂取量が多いすぎるかもです。
去年の入院中はもちろん節制していましたし、退院後も最初のうちは注意していたのですが、最近はかなりゆるくなっていました。
最近は外食が多いし、自宅でも腹いっぱい食べることが多いです。
今日のお昼は、スパゲッティ+ピザ+ティラミスでした。
【スパゲティの栄養(100g)】
・糖質(26.9グラム)
・食物繊維(1.5グラム)
・たんぱく質(5.2グラム)
【ピザの栄養(100g)】
・糖質(18.09グラム)
・食物繊維(1.45グラム)
・たんぱく質(7.93グラム)
食べすぎ! 塩分・タンパク質取り過ぎ!
しかも、入院中はまったく食べなかった菓子類を頻繁に食べている。
やばいね。
せっかく状態が安定していたのに、また悪くなっては大変です。
明日から食事内容に注意しようと思います。
ジャンプ運動で痛めたアキレス腱の状態がかなり良くなったので、食事の節制とともに散歩も少しずつ行ってまいります。
健康管理が第一の仕事です。
それにしても、GGになると、健康や病気の話題が多くなるね。
おはようございます。
今日は休もうと思ったのですが、テレビはつまらないし、ユーチューブを見てもそれほど休まらないので、結局はイートモ作業をやっております。
若いころの交通事故で左腕が不自由なので、右手1本で作業せざるをえません。
思い出しました(すぐ忘れる)。
某整形外科医によると、マウスのクリック作業がよくないらしいが、私の主観では、
右手人差し指でシフトキーを押しながら、右手薬指でカーソルキーを操作して選択する作業がよくない。
右手小指でシフトキーを押しながら、右手人差し指で別のキーを押すのがよくない。
これらの操作で肘の腱がダメージを受けるのでしょう。多分。
固定キーの機能を利用して、負荷を減らさないと。
入力スピードは落ちますが、右手が使えなくなったらおしまいなので、だましだましやります。
イートモユーザーのほぼ9割が医学翻訳のプロです(最近は学習中の方の購入が増えているので、8割台といったところか?)。
さすが、医学翻訳の現場で必要とされるものが何かを知っていらっしゃる。
学習ステージでもがいているみなさん。
翻訳関係の検定やトライアルに合格することだけを目指していたら、医学翻訳フリーランスのステージで痛い目にあいます。
医学翻訳の学習ステージとトライアル挑戦ステージから医学翻訳フリーランスのステージを想定して実戦力を強化しておきましょう。翻訳関係の検定やトライアルなんかに全力を使っているようでは、フリーランス期にスムーズに移行できません。医学翻訳フリーランスの現実に直面してショックを受けないように、イートモを利用して準備しておこうといっているわけです。
医学翻訳の学習期 2~3年 |
トライアル突破 1年 |
医学翻訳フリーランス 約20年 |
次のステージ (投資生活) ・医学翻訳継続 ・新規事業 ・ボランティア ・趣味・娯楽 ・冒険・放浪 等々 |
紹介等 |
毎度、大きなお世話でした。
土日は柿の木坂オフィスで引きこもって作業しています。
さて、医学翻訳フリーランスにとって悩ましいのが病理組織学的所見の英訳・和訳です。
「腺胃粘膜のびらん」とか「肝臓の暗色化」とか、そういうやつ。
皆さん大好きな無料辞書(ライフサイエンス辞書、Weblioなど)には掲載されていません。
ましてや普通の英和・和英には載っていない。
皆さん、どうやって英訳・和訳しているのでしょう?
そんなときに活躍するのがイートモちゃん。
病理組織学的所見関係はすでにたくさん収録していますが、ますます充実させます。
これに関してはセンテンスベースにならないので、用語ベースになります。ご了承ください。
23.8インチディスプレーが思ったよりも小さいので、病院から帰って、早急に27インチを注文しました。
今後5~6年使うことになると思うので、窮屈さを感じたまま作業するのは厳しいからね。
予定外の出費だけど、しょうがない。
酒・たばこはやらない。
いろんな遊びもしない。
旅行は好きじゃない。
イートモ作業が唯一の道楽だから、多少の出費はいいでしょう。
経費にもなるし。
そういや、今月、京都に行くので切符買ってきた。
五反田駅のみどりの窓口に行ったら、閉鎖になっていました。
しかたがないので、隣の大崎駅まで山手線で行きました。
山手線に乗ったのは一昨年以来です。
こんな時、追い打ちをかけるように固定資産税の請求書が届いたよ。
身体障害者からもがっぽり税金をとる。
身体障害者の手当等を削減する。
容赦ないな、日本国。
元々は「日英対訳!医学文例検索システム」という名称でした。
医学翻訳のプロ、特に英訳をメインに行っている方はご自身で有用文例を収集して、それを仕事に利用していることが多いと思います。私の場合も、日々の翻訳作業の過程で収集した文例(対訳したもの)が大量にたまっていたので、当時普及しつつあったインターネットでみなさんに利用していただこうと思ったのが最初でした。
本当のところはがっぽり儲けようと。w
2004年頃にWeb上で利用できるように開始しました。
だから、もう15~16年前になりますか。
見た目は良いんだけど、サーバーが悪いのか、レスポンスが遅いし、すぐにダウンするし、2~3年でやめたのかな?
その後、パッケージ版に移行しました。
2007年頃。
イートモという名称はまだなく、「日英対訳!医学文例検索システム」を引き継いでいました。
この頃の記憶は定かではありません。
医学翻訳の仕事もやらなくてはいけないし、ストレスが半端なくたまっていました。
こんなことやめようと思っていました。
この時点で撤退していれば、東京港区にタワーマンション買えていた。w
ダメだと思ったら、撤退することも大事ですよ。
担当していたプログラミング会社とのコミュニケーションが良くなかった。
その会社、高い料金を請求してくるくせに、とにかく対応が遅い。
プログラミング業界というのはそんなものかと思いました。
翻訳業界よりもひどいなと。
その後、医学翻訳の友【イートモ 】という名称に変わりました。
現在のイートモの「翻訳トレーニングモード」に相当する「学習モード」を装備していました。
その当時、私は医学翻訳専業になって20年間になっていましたが、医学翻訳のプロになるには大量の演習を行うことが必要と思っていたので、この「学習モード」をパッケージ版の最初から装備することにしました。
前記のプログラミング会社に「学習モード」の意図することを何度も説明したけど、まったく理解できないようで、大きなストレスでした。
最初のパッケージデザインはこんな感じです。
このパッケージの制作だけでも、えらい高い金がかかったので、その後、以下の簡易版に変更しました。
イートモ5シリーズから、現在のシステム担当者がエクセルマクロで作ってくれるようになって、システム制作に神経を使う必要がなくなりました。
医学翻訳の仕事だけをしていればいいものを、金儲けしようと無理したのがいけなかったのか、大病で死にかけました。
現在は、不動産投資で得た収益で生活し、イートモの作成・修正に全力投球しているわけです。
お便り、いただきました。
医学翻訳業に長い間従事されていた方からです。
私が医学翻訳業を始めたときには既に同じ翻訳会社の仕事をされていました。
第一線から退いた後も、イートモを利用して医学翻訳の勉強をしているそうです。
本物のプロは医学翻訳の真剣勝負の現場で毎日仕事をして、並行して常に勉強を続けているのです。
4~5カ月間で合計20時間程度の翻訳講座を受講するだけの人が、かなうわけがない。
はっきり言うけど、昔も今も、医学翻訳フリーランスを目指すみなさんの多くは甘すぎるんですよ。
さて、おっさんは朝早くから病院に行ってきました。
治療の順番まで喫茶コーナーでまったりしています。
病院が終わったら、回転ずしを食いに三茶に行ってきました。
酒を飲まなくなったので、回転ずしで十分です。
一休みしたら、イートモ作業に取り掛かります。
4月1日に最新版(イートモ6.6)にアップデートしましたが、イートモユーザーのみなさんはダウンロードされましたでしょうか?
無料ダウンロード用メールが届いていない方や削除してしまった方はこちらからお問い合わせください。
近況報告などもお待ちしています。
イートモ6.6のアップデートにコメントをいただきました。
ありがとうございます。
今後も医学翻訳の学習にも仕事にも欠かせない資料として、質的にも量的にも高めてまいります。
イートモユーザー様
なりた医学翻訳事務所 成田です。
いつもイートモをご利用くださり、ありがとうございます。
さて、本日2021年4月1日に最新版(イートモ6.6)にアップデートしました。イートモユーザー様は無料でダウンロードできます。
イートモ6.6では収録対訳を4894件増量し、全体で50,084件となりました。また、機械翻訳×翻訳支援ツールの時代にも有用な資料になるように、既存の対訳について大幅な見直し(修正と差し替え)を行いました。今後も見直しと増量を続けてまいります。
【ダウンロードのしかた】
これまでと同様、以下の専用サイトを開いてください。
http://i-honyaku.life.coocan.jp/iitomosite/purchase.htm
以下のダウンロード/インストールマニュアルを参照しながら、ダウンロードしてください。
http://i-honyaku.life.coocan.jp/iitomosite/etc/iitomo_download.pdf
※イートモ6.6専用のダウンロード用パスワード(極秘)
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
《変わりましたので、ご注意!》
【セキュリティソフトやウェブブラウザの警告メッセージ】
セキュリティソフトやウェブブラウザによってはダウンロードの過程で以下のような警告メッセージが出ることがありますが、イートモのファイルは問題ありませんので、ダウンロードの実行や継続を進めてください。
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-f4dad3.html
【操作のしかた】
これまでと同じように、以下のイートモ操作マニュアルを参照してください。
http://i-honyaku.life.coocan.jp/iitomosite/etc/iitomo_mannual.pdf
【古いイートモの削除】
イートモ6.6は古いイートモから大幅に改良されていますので、6.5以前の古いイートモは必ず削除してください。
【お願い】
イートモ6.6は、Microsoft Excel 2013以降がインストールされてスムーズに動作するWindowsパソコンでの使用を推奨しています。
イートモはExcelマクロを利用したシンプルな仕組みです。なりた医学翻訳事務所が推奨する以上の手順に従って操作してイートモを正常にダウンロードできない場合あるいはイートモが正常に動かない場合には、イートモユーザー様のパソコン(WindowsまたはExcel)に不具合がある可能性があります。なりた医学翻訳事務所はイートモユーザー様のパソコンに起因する問題に対してサポートできませんので、ご了承ください。パソコンメーカーまたはMicrosoftのサポート窓口にお問い合わせください。
【イートモ最新データPDF】
イートモの対訳は常に修正と差し替えを行っております。最新の対訳は以下のサイトからご参照ください。
http://i-honyaku.life.coocan.jp/iitomosite/support.htm#label_user
パスワード(極秘)
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
《変わりましたので、ご注意!》
【お問い合わせ】
メールアドレスや住所が変わった場合や近況報告は、以下のページからご連絡ください。メールアドレス変更の連絡がない場合には、イートモユーザー名簿から削除され、なりた医学翻訳事務所からの連絡は届かなくなりますのであらかじめご了承ください。
http://i-honyaku.life.coocan.jp/iitomosite/user.htm
【医学翻訳ブログ】
イートモや医学翻訳に関する情報は姉妹サイト「医学翻訳ブログ」に掲載していますので、是非ご覧ください。
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/
今後ともよろしくお願いします。
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なりた医学翻訳事務所 成 田 幹 雄
〒152-0022 東京都目黒区柿の木坂3-10-10-201
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