「申請」の用例を作成しようかと
東京は久しぶりの雨。
涼しいし、翻訳日和です。
さて、イートモを買わずに医学翻訳に取り組もうとする節約家のために、イートモ対訳を無料で紹介する大盤振る舞いシリーズの第三弾は「申請」を取り上げます。
「申請」は承認申請の文脈で必出です。
医学翻訳だから、内科とか病理とかバイオとか、そんなことばかり勉強していればいいうわけではありません。
医薬系の翻訳が対象とする範囲は広いのです。
すべての分野を専門家並みに勉強していたら、いつまでたっても稼げる医学翻訳フリーランスにはなれません。
医学・薬学の専門家になるのなら別ですが、医学翻訳フリーランスになるにはイートモを利用して広く浅く訳文処理する技術を身につけたほうがいいと思いますよ。無理にとは言いませんが。
さて、「申請」。
英検用の辞書で調べたら、こんな感じ。
承認申請の文脈でこれらを使ったら、アウトです。
それにしても、医学翻訳フリーランスになろうとしている英検やToeicを受検しようという意味がわからん。金払って点数をつけてもらうのがそんなにうれしいの?w
ライフサイエンス辞書によると、こんな感じ。
承認申請の文脈でapplicationやapplyの前後をどのように英文記述するかがわからないね。
医学翻訳仕事の現場では以下のような和文の英訳は当たり前のように出てきます。
「この要請を受けて、申請者は2017年8月に臨床試験を開始し、その試験結果から小児の自閉症性障害に伴う易刺激性の治療における薬剤Aの有効性及び安全性が確認されたことに基づき、製造販売承認事項一部変更承認申請を提出した。」
巷の有料・無料の辞書でどうやって対応するの?
普通の辞書ではどうしようもないので、そんなときにはイートモ。
今回もかなり多くの対訳件数になります。点検しているので、もうしばらく時間がかかります。
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