イートモの宣伝
普段から巷の翻訳スクールをぼろくそに言っているおっさんです。
医学翻訳をスクールで勉強することがどうして医学翻訳の仕事にとってダメなのか不思議に思っている人がいるかもしれません。
スクールを受講すれば確かに勉強にはなります。
でも、勉強と医学翻訳の仕事は似ているようで、違う。勉強の延長線上に仕事があるわけではありません。
医学翻訳の仕事(特にフリーランスとして)をするということは、依頼された案件を仕上げるのに必要な量の情報を網でかき集めるというイメージです。数行の課題文を翻訳して、訳文を添削してもらって、出来に一喜一憂しているようでは話にならんのです。
おっさんも翻訳スクールに大金を払いましたので、わかりますが、スクールで週1回、1回2時間、6カ月勉強しただけでは、この「網」を針で突っついた程度にしかなりません。
つまり、確かに勉強にはなるが、実際の案件にはまったく歯が立たない。
そんなんで「プロ養成」を臭わすようなことを謳っていいのかな?
医学翻訳の仕事を30年間専業としてやってきて、十分な情報量(できれば対訳化され、検索しやすいもの)を手元に置いておく必要があると痛感したため、イートモを作るようになったわけです。
以上、イートモの宣伝でした。
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仕事というのは何でもそうなんですけどね。何を教わろうが、自分で真剣に量をこなさないと絶対に身につきません。ところが、ブレずに自分のペースを守り通す困った人も結構います。ところで、その後お元気でしょうか。ひなちゃんはお元気ですよね。
投稿: 田中修一 | 2021年10月15日 (金) 21時53分
翻訳仕事で求められるペースに合わせようとしない人はいますね。
投稿: ナリタミキオ | 2021年10月18日 (月) 18時22分