イートモ実戦応用例・エポジン・添付文書・No.6
無料なのに有料級の実戦的資料、イートモ実戦応用例。
題材にするのはエポジン(エポエチンベータ)の添付文書。
No.6です。
イートモ対訳の紹介よりも、機械翻訳のPre-editがメインになりつつあるイートモ実戦応用例。
ま、イートモ対訳はどんなものかだいたいわかったでしょうから、あとは各自、検索・調査してください。
イートモ実戦応用例なんか読んでも、医学翻訳の実力アップにはつながりません。
やはり、何度も言いますが、生の和文原稿を用意して、イートモ等を利用しながら、実際に訳出してみること、訳し切ってみることしか実力アップの道はありません。
今回のPre-editは2カ所。
一つ目。
主語と述語の関係を明確にすることが大事。
その意味でも、日本人英訳者はなるべく関係代名詞whichの使用は避けたほうがいいでしょう。
二つ目。
「何に対して何をプロットしたのか」を明確にすれば、機械はちゃんと応えてくれます。
二つの事例とも、和文原稿が不明確であることが機械訳の不良につながりました。
機械を英訳に利用する場合にも、人間が最初から英訳する場合も、和文原稿の明確化が必須です。
つまり、英訳の肝は和文解釈なり。
何度も言いますが、常日頃から英文と和文を対比し、英文のロジックを通して和文を見る習慣をつけてください。それにはイートモを利用するのが1つの手です。和文の不具合部分に敏感になります。
ダウンロード - e382a8e3839de382b8e383b3e383bbe6b7bbe4bb98e69687e69bb8e383bbno.6.pdf
※イートモは医学翻訳のプロになるための補助、あるいはプロとして活躍するための補助になるように作られた医学翻訳フリーランスのための参考資料です。英文と和文の対応がわかりやすく、日英間で相互利用できるように、意図的に主観を除いて可能な限り直訳的に作成しています。参照の際にはご注意ください。
イートモユーザー・オンリーではコピペ可能なファイルを紹介します。
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