イートモ実戦応用例・ハーセプチン・添付文書・No.3
無料なのに有料級の実戦的資料、イートモ実戦応用例。
題材にするのはハーセプチンの添付文書。
No.3です。
イートモユーザーはもっと詳しく検索・調査してください。
今回のPre-editは2カ所です。
一つ目
「との併用でB法を使用する」。
何となくわかる気がしますが、機械には理解できない記述です。"Use Method B in combination with"と英文にすると意味不明になります。ということは、この和文センテンスも意味不明なのです。
医薬系の和文原稿には、英語の観点からすると意味不明な部分がたくさんあることを前提に英訳する必要があります。
つまり、何度も書きますが、脳内Pre-editが必要になります。
医学翻訳が相手にするのは、学校英語・受験英語のように、必ずしも正しい問題文ではないのです。
二つ目。
一つ目と同じ考えでPre-editします。
ダウンロード - e3838fe383bce382bbe38397e38381e383b3e383bbe6b7bbe4bb98e69687e69bb8e383bbno.3.pdf
※イートモは医学翻訳のプロになるための補助、あるいはプロとして活躍するための補助になるように作られた医学翻訳フリーランスのための参考資料です。英文と和文の対応がわかりやすく、日英間で相互利用できるように、意図的に主観を除いて可能な限り直訳的に作成しています。参照の際にはご注意ください。
イートモユーザー・オンリーではコピペ可能なファイルを紹介します。
« 心胸比 | トップページ | イートモ実戦応用例・ハーセプチン・添付文書・No.4 »
医学翻訳初心者は、英語のフィルターを介して和文原稿を読み込んで、英語が乗りやすいように読み替えるということをしない。NEJMを漫然と読んでも絶対に進歩しない。
中高でやっていた和文英訳ではないのだよ。
投稿: ナリタミキオ | 2022年1月20日 (木) 15時07分
英語が乗りやすい形に和文原稿を読み替えることが医学翻訳者の仕事と言ってもいいくらい。
あとの作業はMTのほうがスピードはもちろん、質的にも優れている。
投稿: ナリタミキオ | 2022年1月20日 (木) 15時12分