イートモ実戦応用例・ハーセプチン・添付文書・No.19
無料なのに有料級の実戦的資料、イートモ実戦応用例。
題材にするのはハーセプチンの添付文書。
No.19です。
過去の実戦応用例で同じ用語・表現を取り上げているので、参照してください。
イートモユーザーはもっと詳しく検索・調査してください。
今回のPre-editは1カ所。
特に和文センテンスが悪いというわけではないのですが、二つの点がイマイチです。
1.安全性については、3,355例(1年投与群1,682例、2年投与群1,673例)が解析対象とされ【ここまで方法に関する記述】、グレード3又は4の有害事象及び無症候性又は軽度症候性の左室駆出率(LVEF)低下は、1年投与群に比べて2年投与群で発現率が高い傾向が認められた【ここまで結果に関する記述】
上記のように方法に関する記述と結果に関する記述が一緒になっている点です。分割したほうがいいだろうと考えました。
2.[グレード3又は4の有害事象:1年投与群16.3%(275/1,682例)、2年投与群20.4%(342/1,673例)、無症候性又は軽度症候性の左室駆出率低下:1年投与群4.1%(69/1,682例)、2年投与群7.2%(120/1,673例)]
上記のように[ ]内の記述が長すぎて、そのDeepL英訳もわかりにくくなっている点です。[ ]を外したほうが和文もそのDeepL英訳も良くなるだろうと考えました。
以上の点を考慮に入れて、Pre-editした結果、多少の改良点はあるものの、良好な英訳が出力されました。
ダウンロード - e3838fe383bce382bbe38397e38381e383b3e383bbe6b7bbe4bb98e69687e69bb8e383bbno.19.pdf
※イートモは医学翻訳のプロになるための補助、あるいはプロとして活躍するための補助になるように作られた医学翻訳フリーランスのための参考資料です。英文と和文の対応がわかりやすく、日英間で相互利用できるように、意図的に主観を除いて可能な限り直訳的に作成しています。参照の際にはご注意ください。
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