治験実施計画書 220対訳
IN.PACT AV Access試験の治験実施計画書
https://www.nejm.org/doi/suppl/10.1056/NEJMoa1914617/suppl_file/nejmoa1914617_protocol.pdf
数日前から治験実施計画書の対訳化を進めています。
現時点で10.4. Subject Consentまで進み、約220対訳を作成しました。
まだまだです。
治験実施計画書の対訳は既にたくさん収録されていますが、医療機器メーカーの治験実施計画書に関する対訳は少ししか収録していないと思います。同意等に関しては類似の対訳が作成されることになりますが、これまで収録した英文とはニュアンスの違う書き方も見受けられるので、ほぼ全訳しています。
それにしても、いつも言いますが、和訳は難しい!
英文を読むだけでも大変なのに、難しい内容を理解して、それを日本語にするなんて、大変なことです。
でも、医学翻訳でがっつり稼ぐつもりの人、つまり、トライアルや検定は通過点にしかすぎない人は全訳してみるといいでしょう。
最初は和訳中心になってもしかたがありませんが、翻訳レートや難易度を考慮すると、どこかの時点で英訳にスイッチしたほうがいいと思います。
イートモは、原則として、英文を元に和文を作成し、センテンスベースの対訳の形式に表しています。ですから、当然、和訳の参考にはなります。
イートモの場合、和文が元の英文に可能な限り対応するように、つまり和文を英訳すると元の英文またはそれに近い英文が作られるように編集しています。日英間で相互利用可能です。この点が他の対訳コーパスと異なる特徴です。医学翻訳のBコースを進む人にとって、イートモを利用することが医薬系の和訳だけでなく、英訳にも大いに参考になります(どちらかと言うと、英訳への利用を重視しています)。