受け身の医学翻訳の勉強と実ジョブは別物【人生を左右する大きな勘違い】
前回のブログ記事に関連する話です。
翻訳スクールのテキスト・課題、NEJMのアブストラクト対訳の読書、参考書などで勉強を続けていれば、自然に実力がついて、そのうち実ジョブで報酬が継続的にもらえるようになると、思っていませんか?
人生を左右する大きな勘違いです。
実ジョブで報酬を得るようになるには、上記の勉強を続けるのではなく、実ジョブに対応できるように自分を鍛えなおす必要があるのです。実ジョブと同様の文書を調査・研究し、英訳・和訳のトレーニングをひたすら続けるしかありません。巷の翻訳スクールと違って、死ぬほど厳しいのです。
このことを知らないため(教えてもらえず)、稼げる医学翻訳のプロに必要な準備ができず、時間とお金を無駄にしただけで、諦めた人が多いのではないでしょうか。
自分自身だけでなく、その周りの作業環境も実ジョブ仕様にならないといけないのです。実ジョブ仕様になるための必須のアイテムとしてイートモを提供していると言えます。勉強することを目的とする人にイートモは使いきれません。実ジョブ向けのアイテムなのですから。
私自身、翻訳スクールの成績がいいからとか、仕事中に医学書をたくさん読んできたからとか、結構自信をもって医学翻訳業界に入りましたが、入ってから、大きな間違いであることにすぐ気づきました。勉強したことが実ジョブではほとんど役に立たない。自分が実ジョブ仕様に変わるまで大変な思いをしました。
だから、学習ステージから実ジョブを意識して取り組みましょうというわけです。実ジョブ仕様になるためのヒントはこれまでたくさん紹介してきましたので、参考にしてください。
【追記】
翻訳スクール等では医学翻訳の勉強にならないとは言っていませんよ。
医学翻訳の勉強にはなるけど、それだけで稼げる医学翻訳のプロにはなれない。
医学翻訳の勉強は金を支払うこと、一方、実ジョブは金をもらうことーーーーここに書かれるように真逆なのです。
金を払って医学翻訳を教えられてきた人がいきなり実ジョブで金を持続的に稼ぐのは無理なのです。
スキル、スピード、スタミナ(持久力)、装備品をプロ仕様に大幅にレベルアップさせる必要かあります。
装備品の中にはイートモも含まれますよ。
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