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2022年8月31日 (水)

和文原稿のpre-edit事例2

前回のpre-edit事例が好評だったようで、同じCTDのSynopsisから題材を拾い、DeepL英訳の検証をしてみました。

 

「モキシフロキサシンが心電図計測の1時点以上で5ms以上の延長を達成できない場合は」については、本文に以下の記述があります。

本試験の結果から、QTc 間隔(QTcF、QTcB、QTcN 及びQTcI)に対するモキシフロキサシン
(陽性対照)単回投与の予測される影響が示され、本試験にはQT に対するわずかな影響を検出
のできる感度があることが示された。両側90%信頼区間の下限は、4 種のQTc 補正方法いずれを
用いる場合にも複数の時点で5 msec を上回っていた。

5ms以上のQTc間隔延長と補足してやる必要があります。

 

他にも大胆にpre-editしないと納得のいく英訳にならない部分があります。

機械翻訳は確かに進歩しているけど、独り立ちするにはまだまだです。

でもpre-editスキルのある人が使えば便利な道具になります。

ちゃちゃっとpre-editすればほぼ納品可能な英訳になるんだから、仕事だったら儲かって笑いがとまらない。w

 

pre-edit後のDeepL英訳はイートモユーザー・オンリーで紹介しています。

 

(下線部がpre-edit対象となるセンテンス)

和文原稿 DeepL英訳

薬物動態: Drug A及びその代謝物 (GS-566500及びGS-331007)の血漿中濃度をバリデートした生物分析法を用いて測定した。次のような血漿中薬物動態パラメータをDrug A、GS-566500、GS-331007について算出した: Cmax、 Tmax、t1/2、AUC0-last及びAUC0-inf。モキシフロキサシンが心電図計測の1時点以上で5ms以上の延長を達成できない場合は、モキシフロキサシンについてもこれらのパラメータを算出した。

薬力学:  QT/QTc間隔とDrug Aの曝露との関係を探索した。主要な薬力学 (PD)評価項目は、Drug Aの各投与量について12誘導心電図で評価したQTcF間隔のプラセボ補正したベースラインからの変化量とした。副次PD評価項目はQTcB、QT間隔、心拍数におけるベースラインからの変化量、各用量によるDrug A及びその代謝物でのPR、RR、QRS、T波及びU波の形状とした。

安全性: 安全性評価では有害事象(AEs)のモニタリング、試験中の定められた間隔でのバイタルサイン、12誘導心電図、臨床検査値[血清生化学、血液及び他の測定(例えば、ウイルス学的検査)]を含めた。

Pharmacokinetics: Plasma concentrations of Drug A and its metabolites (GS-566500 and GS-331007) were determined using validated bioanalytical methods. The following plasma pharmacokinetic parameters were calculated for Drug A, GS-566500 and GS-331007: Cmax, Tmax, t1/2, AUC0-last and AUC0-inf. These parameters were also calculated for moxifloxacin.

Pharmacodynamics: We explored the relationship between the QT/QTc interval and exposure to Drug A. The primary pharmacodynamic (PD) endpoint was the placebo-corrected change from baseline in the QTcF interval assessed by 12-lead ECG for each dose of Drug A. Secondary PD endpoints were the change from baseline in QTcB, QT interval, heart rate, and the shape of PR, RR, QRS, T wave, and U wave for each dose of Drug A and its metabolites.

Safety: Safety assessments included monitoring for adverse events (AEs), vital signs at defined intervals during the study, 12-lead ECG, and laboratory values [serum biochemistry, blood, and other measurements (e.g., virological tests)].

 

 

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