和文原稿のpre-edit事例 一旦休止
和文原稿のpre-edit事例を20件紹介しました。
題材は実際のCTDをそのまま使いました。
CTDはプロのメディカル英訳者に仕事依頼されるタイプの文書です。
メディカル英訳の肝は和文の論理の流れをつかむことです。
そして中心となる情報とその周辺の情報を区別する。
必要に応じて補足する。
メディカル英訳にとって和文解釈は必須です。
和文原稿のpre-edit事例を見てわかるように、実際に翻訳依頼される文書は英訳されることを想定して書かれていないので、そのままの形で機械翻訳にかけても満足のいく英訳になることは稀です。機械翻訳がいくら進歩しても、人間が介在して和文原稿が機械翻訳に乗りやすいようにpre-editしてやることが必要です。
でも、人間が的確にpre-editしてやれば、機械翻訳はちゃんと応えてくれることもわかりました。あとは微修正して納品するだけです。
和文原稿のpre-edit事例では機械翻訳を利用する場合のpre-editの仕方を示しました。pre-editと言うと特別なことのように思われるかもしれませんが、人間が最初からメディカル英訳する場合にも脳内pre-editしています。パソコン上でpre-editするか、脳内でpre-editするかの違いだけです。
さて、和文原稿のpre-edit(読み替え)はメディカル英訳の根幹であるのですが、イートモユーザーの利用に限定したためか、読者が非常に少ないので、ここで更新を一旦休止します。
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