« 和文原稿のpre-edit事例13 | トップページ | 今週の透析も無事終了 »

2022年9月 8日 (木)

和文原稿のpre-edit事例14

「健康被験者におけるアスナプレビル単回投与時の薬物動態」

「アスナプレビルの薬物動態」であることが明瞭になるようにpre-editします。

「薬物動態 単回投与」でイートモを検索すると、26対訳がヒットします。

そのうちの1つ。

20220908-181315

 

 

「アスナプレビル懸濁液を10~1200mgの用量で単回経口投与したとき、~」

ざっと読むと違和感はないのですが、「10~1200mgという量」は「アスナプレビルの量」であり、「アスナプレビル懸濁液の量」ではない。「アスナプレビルの量」であることが明瞭になるようにpre-editします。

 


「アスナプレビルの血漿中濃度は最初の採取時点から定量可能であり、Tmaxは投与2.01~3.98時間後であった。」

「採取時点」を「採血時点」とpre-edit(読み替え)したのですが、いまいちのDeepL英訳。

「採血」が英訳できないとはDeepL教師データの改良が必要です。

イートモで「採血」を検索すると26対訳、「採血時点」で検索すると6対訳がヒットします。

 

「Tmaxは投与2.01~3.98時間後であった」

「Tmax」でイートモ検索すると、52対訳がヒットします。

Tmax

上記のイートモ対訳のように、「Tmaxは投与2.01~3.98時間後に認められた」とpre-editするか、

 

Tmax2

上記のイートモ対訳のように、「Tmaxは2.01~3.98時間であった」とpre-editします。

 

 

 

pre-editの結果はイートモユーザー・オンリーをご覧ください。

 

(下線部がpre-editの対象部分)

和文原稿 DeepL英訳

健康被験者におけるアスナプレビル単回投与時の薬物動態

アスナプレビル懸濁液を10~1200mgの用量で単回経口投与したとき、アスナプレビルは速やかに吸収された。アスナプレビルの血漿中濃度は最初の採取時点から定量可能であり、Tmaxは投与2.01~3.98時間後であった。アスナプレビルの血漿中濃度は二相性に減少し、消失半減期は13.9~20.3時間であった。アスナプレビルの血漿中濃度は用量に比して低く、経口クリアランス(CLT/F)は437.5~1377.8 L/hであった。ヒトでは血漿に対する肝のアスナプレビル濃度比は不明であるが、アスナプレビルの経口クリアランスが高いことは、動物においてアスナプレビルが肝臓で選択的に取込まれることと一致している。

600mg単回経口投与時のアスナプレビルの平均尿中回収率(%UR)はごくわずかであり、投与量の約0.0021%であった。腎クリアランスは0.1245 mL/min であった。

アスナプレビルの薬物動態パラメータを表2.1.1-1及び表2.1.1-2に示す。


Pharmacokinetics of a single dose of asunaprevir in healthy subjects

Following a single oral dose of asunaprevir suspension at doses ranging from 10 to 1200 mg, asunaprevir was rapidly absorbed. Plasma concentrations of asunaprevir were quantifiable from the time of first collection, with Tmax ranging from 2.01 to 3.98 hours after administration. Plasma concentrations of asunaprevir decreased biphasically, with an elimination half-life of 13.9 to 20.3 hours. Plasma concentrations of asunaprevir were low relative to dose, with oral clearance (CLT/F) ranging from 437.5 to 1377.8 L/h. Although the ratio of hepatic asunaprevir concentration to plasma in humans is unknown, the high oral clearance of asunaprevir is consistent with the selective uptake of asunaprevir in the liver in animals.

The mean urinary recovery (%UR) of asunaprevir at the 600 mg single oral dose was negligible, approximately 0.0021% of the dose. Renal clearance was 0.1245 mL/min.

Pharmacokinetic parameters of asunaprevir are shown in Tables 2.1.1-1 and 2.1.1-2.

 

« 和文原稿のpre-edit事例13 | トップページ | 今週の透析も無事終了 »

フォト

イートモ

  • 収録対訳数
    ★5月12日現在:67,759対訳(現行版よりも3229対訳の増量)
    医学翻訳の友 イートモ・トップ|なりた医学翻訳事務所

相互リンク

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想