トライアルには合格したけれど
私も製薬会社に勤務しているときに、某翻訳会社のトライアルに合格しました。
めでたくトライアルに合格して、サラリーマンがやめられると有頂天になっていた(今から思うとアホやと思う)。
実際のジョブをやることになったのですが、初心者であることを考慮してくれたのは1回目のジョブだけでした。
2回目以降は膨大な量の医学英文を和訳する仕事が次々入ってきました。
しかも、分野が広範囲に及ぶし、もう無理だと思ったね。
若かったから、何とか乗り越えられた。
トライアルは通過点であり、トライアル後を見据えた準備が超大事なのです。
受け身の医学翻訳の勉強と実ジョブは別物【人生を左右する大きな勘違い】を参照のこと。
こういうことを教えてくれる人がいたら楽だったのにな。
情報がたくさんあって、今の人は恵まれているよ。
翻訳スクールと参考書の勉強だけでは医学翻訳のプロとして稼働できないから、情報の出所には注意するように。