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2024年2月29日 (木)

医学翻訳業界の危機

私が医学翻訳仕事をリタイヤしたのが今から6年ほど前。

ちょうどニューラルMTが登場したころです。

最近は、MTが翻訳する部分が翻訳料から差し引かれて、医学翻訳者の収入が減っている様子です。

昔はワープロ入力で納品すると翻訳料に加算されたんだぜ。

以前にも書きましたが、翻訳会社はMT利用代として翻訳料を上乗せするチャンスなのに、値引きして自分の首と翻訳者の首を絞めてどうすんねん!

翻訳会社が互いに協力して業界全体して翻訳料金の値上げにつなげなくてどうすんねん!

 

MTが進歩して翻訳者の出る幕がなくなったみたいな話を聞くけど、私が使ってみる限り、MTは全然まだまだですよ。

MT出力のうち使える部分はあるけど、やはり最終的には人が和文原稿と突き合わせてチェック・修正しなくてはならない。

また、医薬文書はMTに乗りやすいという話も聞くけど、全くの逆で、特に医薬和文ほどMT相性が悪いものはない。

メディカルライターがMTにかけられることを想定して医薬和文を書かない限り、英訳をMTに任せられる日は来ない。

 

医薬和文と格闘して英訳してきたベテラン医学翻訳者がどんどんリタイヤします。

翻訳料が安い医学翻訳業界には医学翻訳に情熱のある人が参入しなくなるでしょう。

MTやCATツールの操作を出来る人だけになってしまう医学翻訳業界の未来。

まー、好きにやってくれ。

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