放射線医学用語集 その⑤
放射線医学用語集
https://www.minamitohoku.or.jp/information/medicalv/medical_vocabulary.pdf
Pの項まで用語をセンテンスベースで日英対訳化しました。
現在のところ470対訳が出来ました。
この用語集のように専門医や学会が作成した用語集がいろいろありますが、すべての用語が実際の医薬文書で頻繁に用いられているわけではないようです。上記の用語集にも修正が必要な部分はいくつかあるようです。イートモ用のセンテンスベース対訳の作成に際しては、必要に応じて修正しています。
クライアントから翻訳依頼で、上記の用語集あるいはクライアント作成の用語集に準拠するようにとの指示があったら、指示通り、機械的に用語を当てはめればよいでしょう。正義感を出して、コメントするとか、質問するとかしなくてよろしい。
私が現役のときにもスピード重視でしたから、今はもっと短納期になっているかもしれません。海外企業との情報交換文書や承認申請資料はスピード第一です。納期厳守です。枝葉末節にとらわれて、納期に間に合わなかったら、その翻訳の価値はゼロです。無駄になります。
こちら(翻訳者側)が急いで翻訳しているのに、クライアント側の暇人が語学面・学術面からいちゃもんを付けてくることがありますが、そんなことへの対応は翻訳会社に任せておけばよろしい。翻訳者はそんな暇人のいちゃもんなんか気にしなくてよろしい。翻訳者は忙しいんだ。
語学面・学術面の研究は暇になったときにやればよろしい。
現役をしりぞいてから数年経つので現状はよくわからないけど、医学翻訳のプロはMTを駆使して大量文書を短納期で仕上げなければならないという時代だというのに、翻訳スクールでたらたら勉強していたら、置いていかれるぞ!
MTを駆使するには翻訳の地力が必要だ。生半可な翻訳力ではMTを活用できません。
翻訳の地力を付けるにはイートモが役立ちます。何度も言うけど、イートモを脇に置いて生の医薬文書との格闘を続けることによって本物の実戦的な翻訳力が身に付くのです。
※イートモの情報量に圧倒されるようでは、医学翻訳のプロとして稼働できる見込みはないので、撤退するのが賢明です。
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