医学翻訳は使いまわしが出来る
「本日の成果」では以前にイートモで調べた用語・表現はスキップしています。
したがって、翻訳が進むにつれて、新規に調べる用語・表現が少なくなります。
文書の翻訳に取り掛かって初めの頃はたくさん調べることがありますが、
医学翻訳では同じ用語・表現があらわれることが多いので、
進むにつれて以前に調べた用語・表現を使いまわすことができ、
中盤あたりから翻訳スピードが加速します。
これが医学翻訳という仕事のおいしいところでした。
というのは、わたしが現役の時の話ですが、
AI翻訳が導入されて、
翻訳業務が大きく変わったようです。
AI翻訳を使えば大量に処理することができ、
しかも用語の統一も容易でしょうから、
翻訳フリーランス単独で、または数名のグループを作り、
翻訳会社を通さずにソースクライアントに直接納品するのが当たり前になるような気がします。
あるいは、ソースクライアントによってAI処理された訳文をPEすることが主たる業務になるかもしれません。
最終的に人間がチェックして納品することは変わらないでしょうが。
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