1年前に再入会しましたが、会員を継続するかどうか、案内が来ました。
日本翻訳連盟の活動に参加することは全くなく、翻訳の仕事をしているわけでもなく、会員であることのメリットは何もないので、退会することにしました。
年1回の翻訳祭では翻訳ツールの宣伝ばかりで、肝心のソースクライアント(製薬会社等)の講演は全くなし。参加者は、数名のプロの翻訳者が忖度なしで普段の生活や生々しい収入について議論するのを聞きたいはず。翻訳会社の自慢話なんか聞いても面白くもなんともない。貴重な時間をかけて参加する価値なしです。
日本翻訳連盟サイトのトップページに年間20数万円をかけてイートモの広告を掲載していますが、効果は限定的であり、イートモの広告もやめることにします。昔は日本翻訳連盟が翻訳に関する情報を提供する唯一に近い情報源でしたが、現在はそれよりもSNSを介した個人間の情報交換の方が有益な情報が得られるようです。事実、イートモを使っている人からSNS等で発信される情報に触れて、イートモを購入するというケースが多くなっています。
イートモの最終点検と対訳追加はライフワークとして細々と続けるつもりです。
先日、某企業の決算短信を英訳してみました。
金融関係であり、わたしの専門分野外ですので、AIをフル活用して英訳してみました。
AIの出力に疑問がある箇所については、再びAIに尋ねるという手順で英訳を進めました。
何度かAIに訂正させる必要はありましたが、AIの進歩には驚きました。
AIのクセを知って、うまくAIを利用すれば、人間翻訳者による翻訳よりも良質で早い翻訳が可能なようです。
医学翻訳においても、ChatGPTはイートモの対訳データに類似のデータを組み入れているようですし、既にトップレベルの医学翻訳者と同等の訳出が出来ます。翻訳スピードはAIが圧倒しています。
今後、AIの医学翻訳の技術水準はさらに進歩すると思われます。
翻訳するだけなら、人間翻訳者は太刀打ちできないでしょう。
従来型の医学翻訳の仕事はなくなる(orなくなった)!
40年ほど前、翻訳者のほとんどは手書きでした。ワードプロセッサー(ワープロ)が登場した時期、手書きの原稿をワープロに打ち込む仕事がありました。ワープロ清書を専門にする会社もあり、繁盛していました。しかし、翻訳者のほとんどが自らタイピングするようになって、そうした清書屋は一瞬で消えました。それと同様のことが医学翻訳業界にも起こっています。つまり、医学翻訳はAIに任せた方が高品質であり、スピードも圧倒的に速いので、高い翻訳料を払って人間翻訳者に翻訳仕事を依頼する必要性がなくなっています。
人間翻訳者が医学翻訳分野で稼ぐには、翻訳はAIに任せて、AIにはできない何らかの付加価値を提供する必要があります。
まー、そこまでして、儲かりもしない医学翻訳という仕事に固執する必要はないわけです。
AI時代に求められる別の仕事に移行する時期なのでしょう。
