機械翻訳(MT)

2025年6月21日 (土)

どうなるんでしょう

先日の日本翻訳連盟のセミナーによると、今のところ需要は変わっていないようです。

今後は、AIを使いこなせるAIを超える翻訳者はビジネスの現場に残るだろうけど、報酬を伴わない趣味あるいはボランティアの作業になりそうな予感がします。

2025年2月12日 (水)

「臨床的に問題となる」の対訳を検索

ChatGPT 4oに「臨床的に問題となる」を含む対訳を10件抽出するように指示し、その時間を計測しました。

 

以下、48秒で出力しました。なかなか高いレベルの対訳ですが、納品レベルに仕上げるには、ChatGPTを上回る、より高度の翻訳力が求められます。ChatGPTによるこの程度の翻訳レベルでいいならば、もう翻訳者はいらなくなるでしょう。

 

なお、イートモは何度も校正済みの113対訳を1秒足らずで出力しました。

まともな対訳を超高速で検索したい人はイートモを購入しよう。

 

以下に「臨床的に問題となる(clinically significant, clinically relevant, clinically concerning など)」を含む医薬関連の英文とその和訳を10件示す。


 

1.

English: The drug interaction was found to be clinically significant and required dose adjustment.
和訳: その薬物相互作用は臨床的に問題となるものであり、投与量の調整が必要であった。

2.

English: Clinically relevant adverse effects were observed in a small percentage of patients.
和訳: 臨床的に問題となる副作用が、一部の患者に観察された。

3.

English: The difference in treatment outcomes was not considered clinically significant.
和訳: 治療成績の差は臨床的に問題となるものではないと判断された。

4.

English: Clinically concerning symptoms should be closely monitored during therapy.
和訳: 臨床的に問題となる症状は、治療中に注意深く監視すべきである。

5.

English: The new formulation showed no clinically relevant changes in bioavailability.
和訳: 新しい製剤は、臨床的に問題となるバイオアベイラビリティの変化を示さなかった。

6.

English: A clinically significant drop in blood pressure was observed in some patients.
和訳: 一部の患者において、臨床的に問題となる血圧の低下が観察された。

7.

English: The mutation identified in the study may be clinically relevant in cancer therapy.
和訳: その研究で特定された変異は、がん治療において臨床的に問題となる可能性がある。

8.

English: Clinically significant liver enzyme elevations were noted after prolonged drug use.
和訳: 長期の薬剤使用後に、臨床的に問題となる肝酵素の上昇が認められた。

9.

English: No clinically concerning infections were reported in the vaccinated group.
和訳: ワクチン接種群では、臨床的に問題となる感染症は報告されなかった。

10.

English: The drug's effect on kidney function was not deemed clinically significant.
和訳: その薬剤の腎機能への影響は、臨床的に問題となるものとは見なされなかった。


 

このように、「臨床的に問題となる」は、医薬分野において治療の有効性、安全性、リスク評価の文脈で広く用いられる表現である。

 

2025年1月29日 (水)

ホントかい?

ディープシークで調べているつもりが、ChatGPTのデータを見ていたということか?

デジタル時代は大量のデータを丸ごと瞬時に移動させることができるから、怖いね。

イートモの対訳データについては、イートモユーザーが利用することはいいけど、悪意を持って盗用しないように。

 

2024年12月17日 (火)

医学翻訳業界 壊滅寸前か

イートモを購入しようとする人が減るはずだぜ。

買わなくてもいいから、AI業者に転売するなよ!

 

2024年10月25日 (金)

医学翻訳業界はどうなる

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世の中、インフレが進行して、

賃金アップが当たり前だというのに、

何年も苦労してスキルを磨いて、

報酬が安くなっている医学翻訳業界に参入するなんて人は、

いなくなるだろう。

 

元々、医学翻訳業界は待遇が悪くて、

正常なコスパ感覚のある人は近寄らなかった。

 

医学や英語が好きで、

安い報酬でもやりたいという奇特な人にかろうじて支えられていたけど、

ますます報酬カットされるんじゃ、

医学翻訳をやろうという人は、

いなくなるだろう。

 

そして、そのうち医学翻訳業界には誰もいなくなる。

MT・AI翻訳を自由自在に扱い、鍛えることができる一握りの上位医学翻訳者を除いては。

 

医学翻訳業界には近寄らないか、

イートモで実力をつけて、スーパー医学翻訳者を目指すか

のどちらかである。

 

2024年10月 5日 (土)

MT・AI翻訳の質

MT・AI翻訳のヘビーユーザーですが、MT・AI翻訳の進歩はすごいです。

とは言っても、医学翻訳の初心者や素人が使いこなして、業務に利用できる成果物を得るのは無理でしょう。

MT・AI翻訳に振り回されて、逆効果になります。

最近の製薬会社のプレスリリースの質が落ちている気がしますが、気のせいでしょうか?

 

現段階では上位の医学翻訳者が利用して、的確な修正を加えることが必要です。

上位の医学翻訳者がいなくなる前に、しばらくはMT・AI翻訳を鍛える必要があります。

 

上位の医学翻訳者がいなくなってもいいように、イートモを使って医薬のMTPEスキルを高めておきましょう。

いや簡単なことです。

「本日の成果」で紹介するように、生の医薬文書をイートモで徹底的に検索し、有用な用語・表現の使い方をおぼえていくだけです。

最初は難しく、辛いかもしれませんが、毎日10時間、2~3年続ければ、医薬のMTPEのコツがつかめるようになります。

他に医薬のMTPEスキルを高められる方法はありません。

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2024年9月 1日 (日)

MT・AI翻訳の上を行く者だけが残る

毎日、嫌になるほどMT・AI翻訳を利用していて、

気づきますが、

その進歩はすごいものがあります。

 

今から医学翻訳を勉強するのでは、

MT・AI翻訳に追いつくのは難しいです。

 

医学翻訳のプロであっても、

MT・AI翻訳のために仕事がなくなる人は多いかもしれません。

 

でも、仕事が完全になくなることはないと思います。

 

MT・AI翻訳がいくら進歩しても、

その出力が業務に使えるかどうかを判断する人が必要ですし、

やはり、最終的には人の目を通す必要があります。

 

最終的にMT・AI翻訳の出力の良し悪しを判断する人と

MT・AI翻訳を鍛える人に対する需要は大きくなると思われます。

 

つまり、MT・AI翻訳の上を行く人だけが残るというわけです。

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2024年3月23日 (土)

株価と同様、先のことはわからん

「MT訳文では諸外国とのコミュニケーションがとれなくなり、日本の製薬産業は混乱を来し、医学翻訳は以前のように人手翻訳または人手翻訳に匹敵する精密なポストエディットを必要とする時代がやってくる」

かもしれないので、イートモの作成に励むとするか。w

今日は寒いし、花粉症もひどいので、パチンコ屋に行く気にもならない。

 

2024年3月22日 (金)

今週も終わった

今週月曜に行われた検査結果が本日出そろいました。

 

心電図検査とX線検査は問題なしでした。

まー、心肺に問題がなければ心配なし。

 

先日書きましたがクレアチニンは若干高かったのが気になりますが、問題はMPO-ANCAです。

先月(2月)の検査では3.1と陰性になり、今回の検査では2.8とさらに低下しました。

キッセイ薬品のタブネオス、お見事!

 

でも、機能不全になった腎臓は回復しません。

もう少し、あと1カ月早く発見されれば何とかなったかもしれません。

今さら言ってもしかたがありません。

 

中外製薬が開発していた全身型重症筋無力症の治療薬についてニュースがありました。

主要評価項目で(プラセボと比較して)統計学的有意差が認められたのに、効果の程度は期待したほどではなかったとのことです。

承認申請に進むのかどうかについては言及されていません。

難病に苦しむ患者側としては、統計学的有意差が認められたということは効果が科学的に証明されたということですから、利用可能になってほしいところでしょう。

 

プレスリリースが出ているので和文と英文を比較するなど研究してみてください。

 

和文

https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20240321150000_1382.html?year=2024&category=

 

英文

https://www.chugai-pharm.co.jp/english/news/detail/20240321150000_1059.html?year=2024&category=

 

2024年3月21日 (木)

メディカル翻訳業界に未来はあるのか

他の翻訳会社は消滅するか、下記の翻訳会社のさらに下請けとなるのか。

メディカル翻訳者の翻訳レートは暴落し、メディカル翻訳から撤退する。

稼げないメディカル翻訳を志望する者もいなくなる。

そして、メディカル翻訳業界には誰もいなくなる。

 

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