機械翻訳(MT)

2018年8月 7日 (火)

第四次中計の中心となるのが「機械翻訳の活用」だ

翻訳センターさんのIRセミナーの件だけど、

以下の資料の内容を口頭でプレゼンするということかな?

これ読めばIRセミナーに行く必要もないかも。

http://www.bridge-salon.jp/tekiji/upload/2483_00031984.pdf

肝は↓ですね。

翻訳だけではなく、機械翻訳を武器にしてコンサルティングで付加価値をつけて、儲けようと。

翻訳業界もやっと付加価値がつけられるところまで来たか!

ロゼッタさんも同じ方向性のようですし。

Center

製薬会社が翻訳を含めたドキュメントの重要性を認識して、

金を払ってまで、

これまで単なる出入りの業者であった翻訳会社のコンサルを受けるかどうかってところがハードルかな?

それと、翻訳に詳しく、ITやAIの知識もあって、コミュニケーション能力もある人材をどう確保するかが一番高いハードルだろう。二宮新社長さんの話によると、翻訳センターにはすでにそういう人材がいるようだけど、もし本当だとしたら、翻訳センターに勝てるとこはないんじゃね。「彼らの」と言っているだから複数名雇用しているんだろうけど、そのような人材を雇用するのに、いくらの報酬を出しているのか知りたいところじゃ。

Center1

まぁ、IR資料だから、翻訳業界を知らない素人投資家に対するはったりも含まれているんだろうけど、大手の翻訳会社は上記のような方向に向かうのでしょう。

一方、資金も技術も人材もない零細翻訳会社はどうなる (^^;

2018年8月 6日 (月)

ロゼッタ やるね

ここまで来たら、ここでやめるわけにもいかないでしょう。

Roze

メドピアとか、グラクソ・スミスクラインとか

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-3132.html

これからどうなるんだべ。

わがんね。

わがる人、教えてけろ。

まぁ、製薬会社や翻訳会社がどうなろうといいけどね。

我々翻訳者が稼げれば良し。

稼げなくなったら、別の飯のタネを見つけよう。

医学翻訳業界にとっては大きなニュースだけど、

グローバルな製薬企業にとっては、話のネタにもならないね。

Roze1

翻訳を含めた文書作成コストが少し減ったからといって、ほとんど影響なしでしょう。

機械翻訳なんか開発するヒマがあったら、新薬を開発しろって感じじゃないかな。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/ai-8e81.html

翻訳スピードが相当アップするんだったら少しはインパクトはあるけど。

2018年7月31日 (火)

アイちゃん やるね

Aichan

アイちゃんとメドピア

https://medpeer.co.jp/

医薬系にも進出してきている。

ご存知のように類似企業にエムスリーがあります。

類似しているが、立ち位置が違うという話も。

https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/43228

メドピアとロゼッタが協力し、エムスリーは翻訳センターの大株主

生き残り、大変だね。

どっちでもいいから、PEでもなんでもいいので医学翻訳の仕事をばんばん外注してください。

2018年7月10日 (火)

機械翻訳(MT) 無料だというので試してみた

先日、みらい翻訳様(NICTのシステム?)やGoogle様のMTを試してみました。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-97cb.html

他にもオンラインで無料で機械翻訳をしてくれるっていうので、だったら、試してみた。

●Weblio翻訳様

An adverse event was any untoward medical occurrence in a patient administered the study medication, regardless of whether it was considered related to the study medication.

それが試験投薬に関連があると思われたか否かを問わず、有害事象は試験投薬を施される患者におけるどんな厄介な医学出来事でありました。

●小野薬品 医療・医学翻訳&PubMed翻訳ツール様

無料の場合には語数制限があるので、短縮しました。

An adverse event was any untoward medical occurrence in a patient administered the study medication.

有害事象は、試験投薬を施される患者におけるどんな厄介な医学出来事であった。

同じ翻訳システムを使っているようです。

無料とは言え、よく恥ずかしくもなく公開しているな。

この翻訳システムと比べると、みらい翻訳様(NICTのシステム?)やGoogle様は、かなり良くなっていると言えます。

@niftyトップ 

An adverse event was any untoward medical occurrence in a patient administered the study medication.

反対のイベントは、管理された患者でのどのような不適当な医学発生でもあった それが考慮されたかどうか 研究医薬品との関連研究医薬品

もはや「なんでそうなるの」レベル(^^;

2018年7月 8日 (日)

機械翻訳のテスト

イートモに収録してある以下の英文の和訳が作成されていなかったので、和訳の少しは利用できるかもしれないと思って、試しに機械翻訳にかけてみました。

An adverse event was any untoward medical occurrence in a patient administered the study medication, regardless of whether it was considered related to the study medication.  Adverse events included all suspected adverse medication reactions; all reactions from medication abuse, overdose, withdrawal, sensitivity, or toxicity; apparently unrelated illnesses, including the worsening of a preexisting illness; any injury or accident; and any abnormality in physiological testing or physical examination findings that required clinical intervention or further investigation.

【結果】

●みらい翻訳様

An adverse event was any untoward medical occurrence in a patient administered the study medication, regardless of whether it was considered related to the study medication.
有害事象は治験薬と関連しているか否かにかかわらず,治験薬を投与した患者において,どのような医学的発生にも向かなかった。

Adverse events included all suspected adverse medication reactions; all reactions from medication abuse, overdose, withdrawal, sensitivity, or toxicity; apparently unrelated illnesses, including the worsening of a preexisting illness; any injury or accident; and any abnormality in physiological testing or physical examination findings that required clinical intervention or further investigation.
有害事象には全ての副作用が疑われた;薬物乱用、過量投与、離脱、感受性、毒性からのすべての反応;既存疾患の悪化を含む一見無関係な疾患;傷害または事故;臨床的介入またはさらなる調査を必要とする生理学的検査所見または身体診察所見の異常

●Google翻訳様

An adverse event was any untoward medical occurrence in a patient administered the study medication, regardless of whether it was considered related to the study medication.
有害事象は、治験薬に関連するとみなされたかどうかにかかわらず、治験薬を投与された患者における任意の不都合な医学的発生であった。

Adverse events included all suspected adverse medication reactions; all reactions from medication abuse, overdose, withdrawal, sensitivity, or toxicity; apparently unrelated illnesses, including the worsening of a preexisting illness; any injury or accident; and any abnormality in physiological testing or physical examination findings that required clinical intervention or further investigation.
有害事象には、疑わしい有害な薬物反応がすべて含まれていた。 薬物乱用、過剰摂取禁断症状、感受性、または毒性からのすべての反応; 既存の病気の悪化を含む明らかに無関係な病気; 怪我や事故 臨床的介入またはさらなる調査を必要とする生理学的検査または身体検査所見の異常

全体的な印象は、

Google翻訳様 > みらい翻訳様

みらい翻訳様では、untowardが「向かなかった」と訳されているのが致命的でした。

まぁ、どっちも大したことないね。

翻訳作業の7割程度は原文の解釈が占めると思われますが、MTには原文の解釈はまだまだ期待できないでしょう。だったら、せめて専門的な用語や表現、準専門用語くらいはしっかりしてもらわないと、実用化は当分無理でしょう。

対訳コーパス(翻訳バンク)の質が相当悪いんじゃろ。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/jtf-1d3d.html

なお、上記英文の和訳は次期イートモ(イートモ6.1)には間に合いませんでしたが、近日中にイートモ最新データPDFを更新するので、イートモユーザー様はご覧ください。

http://i-honyaku.life.coocan.jp/iitomosite/support.htm#label_user

2018年6月26日 (火)

25000件 突破

イートモ対訳の見直し(差し替えと修正)が25000件を突破しました。

機械翻訳用の対訳データとして使われることも想定に入れています。

機械翻訳との相性が良くなるように、可能な限り先頭からの訳になるように見直しています。

これがかなり大変な作業です。

翻訳仕事をやっていたときもこんなにがんばっていませんでした。

でも、労力と時間と費用がかかりますが、翻訳仕事をしていたときよりも充実しています。

イートモは、

医薬系英訳の学習用の資料

医薬系英訳の仕事用の資料

に加えて、

イートモは機械翻訳の翻訳データとしても使えるかもしれません。

http://h-bank.nict.go.jp/

医薬系の対訳データは、製薬企業や政府機関から集めようとしているようですが、Goodな対訳とBadな対訳の選別はどうするんだろう?

以前にも書いたけど、、、

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/mt-8346.html

収拾がつかない大変な事態になるんではないかと。

イートモにはGoodな対訳のみを厳選して収録します。

2018年6月17日 (日)

"If a patient"ではじまるセンテンス

治験実施計画書でよくみかける以下のようなセンテンス

If a patient appears to be lost to follow-up, the investigator must continue to contact the patient over the remaining duration of the study, at regular intervals, by phone and in writing.

特に"If a patient appears to be lost to follow-up,"の和訳がちょっと難しい。

Google翻訳様にかけると、

患者がフォローアップに迷っているように見える場合、研究者は研究の残りの期間にわたって、定期的に、電話で、書面で患者と連絡を取り続ける必要があります。

みらい翻訳様のお試し翻訳にかけると、

患者がフォローアップに迷うようであれば、治験責任医師は、定期的に、定期的に、電話および書面で患者との間に継続的に連絡をとる必要がある。

MTとしては「患者が」の出だしにならざるを得ないのかもしれません。

でも、「患者が」で書き始めると日本語としてぎこちなくなります。

そこで、イートモでは思い切って、以下のような対訳にしています。

追跡調査不能と思われる患者がいる場合には、治験責任医師は残りの試験期間にわたって電話及び書面によって定期的に当患者と連絡を取り続けなければならない

このように、

「~の患者がいる(いた)場合には」

あるいは

「~の患者については」

としてみてはどうでしょう?

前後の文脈に考慮して、可能ならば、和訳の際に利用してみてください。

逆に、「~の患者がいる(いた)場合には」を英訳する際には、"If a patient"で英文を書き始めることができるということです。

追跡調査不能と思われる患者がいる場合には、治験責任医師は残りの試験期間にわたって電話及び書面によって定期的に当患者と連絡を取り続けなければならない

これをGoogle翻訳様で英訳すると、

In the case of patients suspected to be unable to follow-up, the investigator must keep in touch with the patient on a regular basis by telephone and written over the rest of the trial period

まずいですね。

みらい翻訳様のお試し翻訳では、

If there is a patient who appears to be unable to follow up, the investigator must keep contact with this patient on a regular basis by telephone and in writing over the remaining period

なかなかGoodだけど、「残りの試験期間」の「試験」の意味がどうして英文に反映されないのか。訳抜けの問題が解決されないと、原文照合によるPEが必須ということになる。

2018年5月 5日 (土)

MTが本格的に実用化?

翻訳業界で本格的に実用化されている様子。

ロゼッタさん

https://www.jukkou.com/t4oo/

https://www.traai.com/landing/gloze?utm_source=gloze

翻訳センターさん

https://www.honyakuctr.com/compath/

十印さん

https://to-in.com/MT

川村インターナショナルさん

https://www.k-intl.co.jp/552389

主だった翻訳会社は機械翻訳(MT)サービスを始めているようです。

さらには、ローズ三浦さんがブログで紹介してくださったように、医薬翻訳専門のアスカコーポレーションさんもMTを始めた様子。

http://www.asca-co.com/cat31/20180502.html

Asca_2

工程3のMTよりも劣る人間翻訳者は必要なくなるということだ。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-e218.html

工程5で必要とされるスキルを速く手に入れないと生き残れないということだ。

医薬系翻訳で稼げるプロを目指す人は、のんびりと英語の勉強を楽しいんでいる場合じゃないと思います。すでに医薬系翻訳のプロとして活躍している人に追い付くには、勉強じゃなくて、正しい方向性の実戦訓練が必要です。それでしかプロの壁は超えられない。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/22000-c442.html

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/jtf-d6c7.html

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/fed.html

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-622f.html

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-b650.html

いくつか調べてみたけど、やはり最終的には人間によるチェックが必要になるようです。

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/mt-f606.html

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/mt-e2dc.html

http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-86ed.html

MTを動かすのに必要な医薬系翻訳者になればいいのだ。

MTスキル+高レベル医学翻訳スキルの人材は翻訳会社の業績を大きく左右する存在になる予感。

翻訳会社としては最大の経費である人件費を削減して、つまりMT導入で翻訳者を減らして儲けたいところだろうが、そういかんぞ!

2018年4月23日 (月)

アイちゃん やるね~

ロゼッタさんが運営している機械翻訳 「アイちゃん」

https://www.traai.com/landing/main

サイトに掲載されている和訳サンプルを見ると、かなり良い出来具合いです。

和訳サンプルを見る限り、機械翻訳は和訳の面で賢くなっていると言えると思います。

文書全体を通じてこのレベルの和訳をされたら、MTよりもレベルが低い和訳要員は必要なくなります。

この和訳サンプルよりも良い和訳をきわめて短時間に作成できない人は、医薬系和訳の道はあきらめたほうがいいです。

和訳の勉強のしかたを抜本的に変えるか、

医薬系英訳に進むか、

MTオペレーターになるか・・・。

医薬系和訳なんて翻訳スクールに何十万もかけてあらためて勉強する必要なんてナイナイ。自力で調査を重ねていくしかないのだ。だいたい、医薬系和訳は単価が安すぎて食っていけないよ。
http://i-honyaku.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-d802.html

 でも、いくらMTが高性能になっても、医薬品の承認申請資料などは人間によるチェックが必要ですから、MTに初めに和訳させて、人間翻訳者がポストエデット(PE)して納品というのが近い未来の医薬系和訳の仕事になるのかもしれません。和訳サンプルを見る限り、医薬系和訳ではMT+PEにより、かなり労力と時間が節約されるような気がします。

ロゼッタさん、力、上げたね。

ロゼッタさんとしては「アイちゃん」から有料サービスに誘導したいところなんでしょう。

「アイちゃん」って何だろうとおもったら、AIから来た「アイ」のようです。

他にも、

業界初、人工知能を活用した医薬業界向け自動翻訳システム、アストラゼネカと情報通信研究機構(NICT)で共同開発を実施

https://www.astrazeneca.co.jp/content/az-jp/media/press-releases1/2018/2018041701.html

なんていうニュースもあります。

税金が投入されているんだから、ちゃんとやってくれよ!

2018年3月14日 (水)

おかしいと思ったよ

ポジショントークらしいです。

自分たちの仕事と給料を確保したいためといったところかな。

http://transformation-technologies.livedoor.biz/archives/65843365.html

おかしいと思ったんだよね。

どう考えても無理がある。

少なくとも医薬系の翻訳に適用するに無理がある。

1日アクセス数100~150人らしいw

https://mt-auto-minhon-mlt.ucri.jgn-x.jp/

Googleに一気に抜かれて、焦って、自分たちもがんばっていますアピールと言ったところでしょうか。

セミナー会場に電車で行って、帰りも満員電車でかえったら(目黒駅からタクシーにしたけど)、風邪ひいちゃったよ。

えらい目にあっています。

サラリーマンに対する免疫がなくなったのかなw。

冗談言っている場合じゃなくて、熱がもっと上がって、意識もうろうとしてきたので、インフルエンザを疑って、またまた病院を受診してきました。

結果は、幸か不幸か、インフルエンザ陰性。

結局、抗生物質と解熱薬が追加処方されて、自宅療養中。

加齢に伴い体調や体力の衰えを感じます。

Medical Translator NARITAは亥年生まれのせいか、猪突猛進なんです。

これまでは行けるところまで走る、倒れるまでやる、倒れてもやる、のスタイルでした。

若いころはそれでよかったけど、注意しないといけないと痛感しています。

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